信州ぷ組北信視察会

今日は信州ぷ組北信視察会がありました。回ったメンバー農家は3件だけど、わたわたのところの研修生2名、北信の新人1名、中信・東信からの4名、信州風土やさんの家族もプラスされて総勢14名車7台での巡回となりました。やはり参加人数が多いと盛り上がりますね。熱いぜ北信。それにしても暑かった(笑)。

長野インターなう
まずは長野市松代に畑のあるFarm SHIMODAさんからスタート。ハウストマト中心に野菜の無農薬栽培をされています。昨年はECが高く、木ボケ気味だったのに対して、今年のトマトはきれいでした。すっきりした草姿に仕上がっていました。今年は大玉品種も4品種くらいを試しており、過去の経験と併せて考えると、圃場環境や栽培方法に適した品種がどれであるのか、結論が出たのではないかと思われました。同時にその品種も葉かび耐病性など欠点がないわけではないことから、それを補完するために必要な方法も整理されたのではないかと思われました。7/11の大雨でハウス内まで水が入り、心配していましたが、大規模な根傷みはなかったようで安心しました。

2件目は小川村の信州風土やさん。宅配中心の野菜多品目を家族経営でバランス良く回されています。野菜はほぼすべて露地栽培ですが、トマトは雨よけフレームを使っています。トマトは今年の天候の加減で、いったん木ぼけになりかけ、その後は草勢低下気味となっていました。今年は有機施肥だとどうしてもその傾向になりますね。芽かきなどの作物管理、葉面撒布、追肥の組み合わせによる軌道修正について話ました。注目は太陽熱処理によってニンジンや葉ものなどの初期除草をほとんど省略してしまう技術でした。高知県の土佐自然塾山下農園さんなどでも活用されています。施肥や畝形成をして透明マルチやビニール被服をして夏の間の高温で土壌を蒸し焼きにしてしまいます。夏まきや秋まき野菜の播種前に被服をとり、なるべく土を撹拌しないようにして播種するだけ。信州風土やさんでは、さらにマルチを一冬張りっぱなしにしておいたところ、翌春でもEC200以上を確保できていたことから、春野菜も無施肥で栽培が可能だったとのことでした。土壌診断を活用して太陽熱処理の応用範囲を確認するあたりはさすがです。半年以上マルチ張りっぱなしの無植栽状態でも、粘土の強い圃場なので、腐植の消耗によって物理性が急速に悪化することはないでしょう。地力維持のための穀類や豆類栽培の区画とうまく輪作することによって、育土と両立させられるのではないかと思われました。冬の信州ぷ組の技術検討会でも話題にできたたいいなと思いました。

3件目は信州新町のWさん。兼業なので、手の回る範囲で雑穀などを取り入れたスタイルで取り組んでおられます。昨年課題だった圃場の水はけなどは改善し、雑草が多いながらも作物の生育は確保していました。すでに草取りで追いつくレベルを超えていたことから、とりあえず草刈りで作物を優位にする草刈り方法を話しました。今期はそれしかありませんが、来期は信州風土やさんの太陽熱処理の方法を取り入れることによって、かなり雑草問題は改善するのかなと思われました。

終了後、新町のおそば屋さんで何人かで食事。実に美味しいお蕎麦でした。県の制度を使って就農を目指している研修生らの話は楽しく、自農センターの研修生にも良い参考になったと思われました。

コメント

てっきり4名だと思ってたので車はハウス前の道に縦列駐車できるなと考えてたんですけどおおはずれでしたねぇ。
2011/07/18(月) 15:30:30 |URL|バカボンのパパ #- [編集]
盛り上がりましたね。それにしても暑かった。
2011/07/18(月) 20:47:18 |URL|わたわた #ffuQZg8I [編集]

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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