ものもらい

夕べ、ものもらいになった。左目が腫れた。目の感染症なんだが、原因菌はどこにでもいる雑菌だ。この手の炎症は、体の抵抗力が落ちた時になりやすい。病気の3要因でいえば、原因菌(黄色ブドウ球菌など)のことを主因、体の健康度を素因、花粉症で目を擦ることが多いとか、空気が乾燥しているとかの環境要素を誘因という。主因があるから病気になるのだが、黄色ブドウ球菌は人間の常在菌であって取り除くことなんて普通の生活ではあり得ない。つまり素因と誘因が問題。なるほうに本当の原因があるのだ。

というと、抵抗力が落ちたから、常在菌が問題菌になったという解釈ができる。確かに疲れ気味とか、寝不足とか、午前中に寒い中で作業したとか、タネまきをNamiさんが手伝ってくれなかったとか(後で手伝ってくれたけど)色々と体が弱まった原因が考えられる。この解釈の場合は、対策としては暖かくして、ゆっくり休むとか、そのくらいで落ち込まないとかして、免疫を高めようということになる。この見方はもちろん正しいだろう。

しかし別の見方もできるのではないかと考えた。というのは、常在菌が問題菌になるなる必要があったという解釈。人間の体というのは小さな生態系になっている。わたわたという人間とそこに住んでいる微生物(腸内や表面の常在菌群)という別々の存在ではなく、本当はわたわた生命複合体なのだ。虫の居所が悪い、つまり腸内微生物の状態が悪いと、イライラしたり、甘い物が食べたくなったり、体に吹き出物が出たりする。わたわたがイライラしても腸内や肌にトラブルが起きる。

昆虫では体内に共生する微生物の種類によって、宿主の昆虫の食性が変わることが知られている。その虫は自分のためにエサを食べているのか、微生物のために食べているのか?っといった具合に。

多かれ少なかれ、人間もそうだろう。食べることは微生物へのエサやり。人間その人固有の微生物たちと一蓮托生。その人が死んでしまえば、その人生態系も崩壊してしまうので、主導権はその人にあるが、もし微生物を人間からすっかり除いてしまったら、そう長くは生きられないだろう。

その見方からすると、病気や炎症のうち常在菌が悪さをしているというのは、実は体の生態系が、常在菌を主因として立てている状態と考えられる。常在菌の1種に炎症の主因という役割をお願いし、生命複合全体として何かをしようとしているということ。

ものもらいになることにより、目が腫れる。目に免疫細胞Tが集まる。細胞性免疫>抗体免疫のバランス回復。異物を押し出す作用の増強。正しい位置にぶどう球菌に帰ってもらう主導権の発揮など。わたわた生命複合としては、現在のわたわた生態系の状態を改善するためにものもらいという症状を自ら起こしているというわけだ。

この仮説が正しければ、ものもらいを甘んじて受けたなら(もちろん、炎症が酷くならないように休養をとるなどはするとして)、花粉症の症状は和らぐだろう。粘膜の損傷も改善されるはずだ。

とはいえ、実際には完全に甘んじて受けなくても、ホメオパシーによって生命複合体がしようとしている方向へ力を貸すことができる。ものもらいの症状を出さずにものもらいを通して体が向かう作用だけ実現するのがホメオパシーの考え方。
ものがあるけど進まない、つながらないという渋滞を解消する作用であって、ものを補うわけではない。

というわけで、夜な夜なホメオパシー的に症状を解釈していった。
プルサティラ、ヘパサルファ、スタグサフィリアのそれぞれにやや効果があった。確かに思い当たる。面白いのは1つめで頭痛だけ消え、3つめで奧の方の腫れが消えるといった具合に、見た目には1つのものもらい症状なのだが、いくつかの原因が重なっているのが分かったことだった。そして朝には軽い痒みと腫れになっていたので、最後にアピスをとってみた。最終的にぱっと見は分からないくらいに改善したのだった。

そして、花粉症状も改善。やっぱり。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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