パワースポット!?
白糸の滝は有名な観光地だけれど、すぐ近くにあまり知られていない場所があります。そこは台地が割れて、岩がむきだしになり、白糸の滝へ流れ込む水の一部が伏流して湧いている場所でした。木の花のいさどんも最近知ったといいます。岩から直接に巨木が経っており、ここには上から風が降りてきます。不思議な静寂。富士講という古い富士山信仰の行者が開いたという説明もありました。
祭られている神さまは、磐長姫(イワナガヒメ)、木花咲耶姫、そして真御柱龍神(国常立のこと?)が中心に3つあり、そばには八百万の神々も祭られていました。
亀岩という岩には、天地開闢の神さま(造化三神)の下に国常立(くにとこたち)の名前があり、その横に伊弉諾(いざなぎ)伊弉冉(いざなみ)の文字がありました。それ以外にも亀岩には文字がびっしり書いてあったのだけど、良く読めないし、意味は分からなかった。
でも、わたわたはこう読めるように思いました。
宇宙の仕組みそのものが造化三神であり、それが具体的に展開することにより、銀河系という在り方が生まれた。それが国常立。そして天の川銀河という星々を生み出す大海の中で、太陽系を生み出したのが伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)による国生みであり、太陽(天照)の誕生を持って、具体的な太陽系の歩みが始まった・・と。
そして今もなお多くの銀河が誕生しており、あまたの常立がいる。常立のもとにそれぞれの星々が生まれ、それぞれの銀河の個性を表現している。
地球は太陽系の一員であり、太陽の意を受けて、役割を果たしている。
人間もまた地球の意志のもとに、地球中に太陽系の意志を伝えるために存在している。地球と人間は一体のもの。それぞれの役割を思い出し、集い、分かち合い、つながって、生きよ・・・・と。
長く居たくなるような、木々が何かささやいているような、静かな不思議な力のある場所でした。
しかし、
この場所の前で有料駐車場を経営している人・・・・。
「パワースポット」の安っぽい看板。
私物化してるし、そのセンス・・・