これは終わりか始まりか
有機物投入量のワークシートをつくる
カボチャ片付けとダイコン栽培の準備をしました。この畑は、カボチャとダイコンを連続栽培しているので、カボチャの片付けはダイコンの準備でもあります。 カボチャは、カボチャより前にエン麦とヘアリーベッチを生やし、それらを刈り敷きして上にカボチャの蔓を伸ばします。するとカボチャの根と敷藁が土を柔ら かくし、敷藁は土化しながらダイコンの好む地力をかん養してくれて、ダイコンは上ものを粉砕してタネを播くだけで栽培できるようになります。畝間のマリー ゴールドは風よけや天敵の住み処としてカボチャ畑からダイコン畑へ引き継ぎます。
ポイントは片付けから5日くらいでタネまきすること。それ以上おくと土が硬くなるようです。
で、作業しながら思ったこと。
この作業をカボチャ片付けと捉えると、蔓や藁を粉々にして終わり。それが目的になる。しかし、ダイコンの準備の一環と捉えると、どのように残さを 粉砕すればいいのか、粉砕したものをどのようにおいておくか、マリーゴールドの繁茂しすぎは一部を落としたりと目の付け所が変わってくる。そして一番の違 いは畑の縁!エッジ! 畑に侵入しようとしている雑草を除き、芝草も低く刈り込み、畑をきっちり四角に整える。畑は畦からつくるというのは複数の先達に教 わった話だった。この連続栽培こそ、そのことを深く意識する必要があるなと思った。
で、
農の会、その約60年の歴史の中で、数回しかなかった事務所の移転が予定されています。新宿事務所を解約し、信州へ事務所を移転させる方向で準備が 進められています。ビルの管理会社へ解約通知を出したと東京の幹事から連絡があり、そこに「これは終わりか始まりか」と書いてありました。