農の会現地研究会in長野県佐久市

昨日は農の会現地研究会がありました。信州ぷ組の協力のもと、佐久市の
新規就農者3名の畑を視察し、夕方から佐久勤労者福祉センターで3名からプレゼンを聴きました。参加者は27名、なかなか盛況でありました。

佐久市内3か所といっても、佐久市は合併してかなり大きくなっており、各圃場の移動は30分以上かかるところもありました。車は6台になりましたが、迷子もなく、時間通り順調に回ることが出来ました。各圃場での説明時間は45分とることができて、質疑応答もあり、じっくり話を聞くことができました。今年は猛暑で作物管理は大変な年ですが、どの圃場も大きな失敗もなく、暑さに負けない作物栽培が出来ていました。3名とも土壌診断に基づいて土壌化学性の基本骨格を整えており、その上でそれぞれの土壌環境や作物に合わせた土づくりをしているのが特徴です。各自の説明から、彼らは土壌改良、施肥、作物管理など作業の目的をそれぞれ意味や働きを考えて配置しているな~という印象を受けました。ぷ組の勉強会では当たり前の姿ですが、ある参加者からは、「彼らの説明を聞いていて、農業数年の農家とは思えない。どうしてこれだけ話せるのか」と不思議がっていました。

夕方のプレゼンは一人30分ずつ。各自きっちり30分でまとめてもらい、質疑応答の時間もとることができました。発表も三者三様で、経営の考え方、圃場の特徴を捉え栽培に活かす技術論、新規就農やこれまでの経緯とフォーカスするポイントも異なり、多様性に富んでいました。まさに農の会が提供したい場となりましたし、信州ぷ組の個性が発揮されたものとなったと思います。

今回の参加者には、従来からの農の会会員、信州ぷ組、自然農法センターの研修生、エコビレッジづくりに取り組む人たち、食に興味ある消費者が参加していました。そして今回のプレゼンが夜になるということでお弁当を用意したのですが、そのお弁当は木の花ファミリーに作ってもらいました。

農の会研究会でぷ組メンバーの多彩な農業を学ぶ機会がもたれ、それをエコビレッジづくりでつながってきた人たちが聞き、その研究会自体が自然農法研修の一環になっている。みんなで木の花のお弁当を食べた。どう考えても、これは縁のもたらす妙です。頭で考えて実現できたことでなく、数年かがりで出来てきた縁が重なりあい、組織や団体の垣根がなくなっていき、世界が融合して1つの実を結んだということなのでしょう。

わたわたと農の会のつき合いは学生時代からなのでもう20年くらいになります。ぷ組との縁は4年くらい前、ドッひー。さんとの縁が始まりですが、それはそもそも自然農法センター職員としてのわたわたが、土佐自然塾に講師に行き、その縁で覗いたかずほさんのブログに書き込んでいる信州人に興味をもったのが始まりでした。信州っていっても同じ町内だったことを知ったときにも驚きました。
そもそもかずほさんと仲良くさせていただくようになりいたのも、木の花ファミリーの伝線マン@いのちの村さんがその前年にかずほさんを訪ねていったからであり、彼との縁でわたわたも木の花ファミリーは実家と呼べるほど深い縁を頂くことになり、そして木の花ファミリー経由でたくさんのエコビレッジづくりの知人友人との縁も生まれました。

移動中、いろいろな話をしていた分かったことですが、まだドッひー。さんとわたわたが出会う前、伝線マン@いのちの村さんが様々な農業研修をしていた頃、ドッひー。さんとの共通の知人がいたことも分かりました。出会うべくストーリーは出会い以前から進行していたのですね。

そして昨日、実を結んだ研究会は、たくさんのタネまき(縁のタネ)ができたのだと思います。そのタネが芽を出し、新しい実を結ぶ動きがまた始まるのでしょう。そうやってストーリーが進行していく・・・・。

ビジネスとしての農業で一定の成功を目指すと発表したSくんが、収益に直結するわけではない研究会で発表を引き受けてくれたということはなんのなのか。情報収集としてだけぷ組をつきあっているわけではなく、成功の中に表面的なことだけでなく、共有したい、仲間とともに生きていくことというのが入っているのではないだろうか、そんな思いが湧きました。本人が意識するしないに関わらず、こうして人が集い、その取り組みを学び、経験や思いを共有し合う流れ・道・ストーリーというが、確実に存在するのだろう。その登場人物になっている人たちが集まり、それまでの1つの章を完結させた。そこで生まれたタネをもとに、新しい1章がまた始まる。そんな捉え方もできるなと思いました。

わたわた、準備は頑張ったけど、当日の流れや進行には全く不安がなかった。実に気楽でした。そして何て不思議な光景だろう。この人とあの人が隣にいる。豊かだな~、幸せだな~、こんなん一人で幸せ味わってていいのかな~っておもっていました。関係者の皆さんに感謝です。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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