キャベツ結球開始



台風の雨で畑の隅々まで水が染みました。そうしたらようやくキャベツの根が地表付近に現れました。同時にトビムシも発見。今までかん水してもワラを敷いてもトビムシがいなかった。暑すぎたし、乾燥が激しくてかん水しても表面1cmがやっとでした。それじゃキャベツも安心して根を出せないわけだ。結球開始は時期的には8月下旬から始まっていたけど、本格的にというか、キャベツと畑との呼吸が阿吽のタイミングで合ったのは、この雨からって感じがしました。日数がどうであれ、葉の枚数がどうであれ、形態的に心葉のカールがあるとか、そういうことではなく、「さぁ、巻くぞ!」というキャベツのメッセージ?シグナル?意志?と、表層根が再生して出来上がった土壌生態系(含む根、有機物、土壌生物たち、無機物)の活動とが重なり出したところが結球開始です。

確かに観察した結果からこう思ったことではあるけど、考えて分かったことではなく、実はキャベツの表情をみて、「あぁ、始まったな」「噛み合ったな」って思ったのが先。キャベツの根が表面の麦藁をつかみ始めていたという観察はその後の確認でした。

しかし、「今を結球開始といいます」というのは、同僚の研究員には説明できないな~。「見て分かる」というものじゃなく、これは「感じる」に近いな。
ううむ、しかし言葉で説明するのが一応たぶんおそらく仕事だから(笑)、何とか表現してみることにしよう。

おそらく知識で考えるなら、気温が高く推移したのだから、結球開始も早いだろうと考えるし、実際に化学肥料で育ててみている比較区はそのようになっている。しかし麦との二毛作育土区は、生育そのものが遅れている。単純に小さいのではなく、生育が足踏みしている状態。見かけ上結球開始しているようで、実はまだ外葉の生長が続いている。質的に結球開始の体制が出来ていない。それはおそらく表層の根が結球用の養分を集められない段階なのだろう。その段階では、立ち葉もムシに食べられることが続く。

しかしこの雨で流れが変わるだろう。根張りによる養分で育つ体制=結球体制になると、ムシによる食害を受けにくくなる。実際、これだけムシだらけなのに心葉はムシが減り出す兆候がある。きっと二毛作区の収穫は早まらず、9月下旬か10月上旬だろう。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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