雨とかん水



ナスはまだまだ元気。ここまでの収量が全然たいしたことはないからかもしれないのだが、施肥量は窒素成分で5kg程度だし、連作8年という条件の中で草勢低下もなく、むしろ元気になってきている感じすらある。このまま霜が降りるまでとり続けられそう。この状態にあと1ヶ月早く持って行くことができると分解しやすい有機資材による施肥栽培というのとは一線を画す技術になるかもしれないな。

台風の雨の後、ナスの元気さが違う。

今年は畝間かんがいをしているし、肩にかん水チューブも入っているので、かなりの水量を与えたこともあった。
しかし、雨にはかなわない。

雨とかん水は決定的に違う何かがありそう。

物質的には河川水のかん水の方が優れている。

ある農家さんが質問してきたことの中に、「雨の中には窒素栄養がどのくらい含まれているの? 雨の後に追肥した以上に元気になることがあるのだけど」というのがあった。
これは今回もそうだし、前々からわたわたも実感している感覚。

しかし雨を直接分析しても肥料分としての窒素分はほとんど検出されない。

とりあえず、降雨がしばらくないと、乾土効果で土壌中で無機化された窒素が溜まっていることがあったり、アンモニア化成は起こるが、硝化作用が起こらず、降雨とともに硝化が進むことがあるので、雨の後に追肥したような効果が出ることは少しだけ説明できるかもしれない。

が、かん水で同様にならないのはなぜ?

かん水で3cm(30mm)水をしみこませるとかはとんでもない量になるから、雨は偉大なのだけど、量の問題だけなのか。

乾土効果や硝化作用促進などは微生物活動の結果でもある。
かん水より雨の方が、土壌微生物が活性化する仕組みがあるという仮説はどうだろう。水温の問題や雨はミネラル分が少ないからこそいいとか物質的な追求もできるだろう。

東洋的に3元素説で考えてみてもどうだろう。生命現象は火、水、土の3元素の組み合わせ、物質的には風(火+水)、木(水+土)、金(火+土)の複合3要素の組み合わせで動くと解釈する(わたわたオリジナルです)。すると、空で生成される雨には風の要素が詰まっており、それが木(有機物)や金(キレートミネラルや酵素)と作用することで生命現象が活性化されると解釈。
畝表面に有機物被覆(木)があり、微生物の活動の痕跡(金)があったりすると、水+土+火+土になるので、ここに雨(風=火+水)が加わると、2(火+水+土)になるというわけ。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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