ダイズ畑耕耘&タマネギ準備


今日はダイズ畑を耕耘し、タマネギ畑づくりをしました。耕耘は全面だけど、タマネギの作付けはとりあえず1/5くらい、苗がどのくらいとれるかしだい。残りの面積は春までの土づくりとしてライムギを播いておく予定。
耕耘は手押し耕耘機だと大変なので、乗用のアグリカを職場から借りました。この機械は軽トラに乗せられるのが良いところ。歩板(あゆみいた)が、軽トラからはみ出していて、シールドみたい。う~ん「Gブル」。

で、タマネギ畑は当初の計画通り、有機凛々堆肥200kg/10a(窒素成分で約5kg)を施肥して畝立て。同時に生モミガラも500kg/10aほど加えて施用。おそらくこれで炭素150kgくらい入る。雑草とダイズの落葉もそこそこ入ったので、鋤込んだ有機物全体のC/Nは25~30くらいになるはず。窒素飢餓も炭素飢餓(?)も起きないように。タマネギは細根が出ないし、年内にしっかりリン酸を吸う必要があるので、無機化しやすい堆肥で根張りを促しつつ、有機化資材(モミガラ)で余剰の窒素は回収し、翌春まで微生物活性を維持したいという考え。

---以下追記---

糸状菌の多くはセルロース質の分解に際して硝酸態窒素を窒素源として利用できるので、無機化しやすい堆肥であっても、炭素源の添加(逆C/N調整)によって糸状菌が誘導される条件をつくると、炭素循環農法でいうところの硝酸態窒素のない状態をつくれるはず。また糸状菌でも、セルロース+異分解性有機物(米ぬかや油粕)の場合は、まず誘導されるのは子嚢菌類(フザリウム、ペニシリウム、リゾクトニア、アスペルギウス、リゾープス、トリコデルマなど)や卵菌類(ピシウム、フィトフィトラ、これらは正確には原生生物だが古典的な分類では糸状菌)などであり、まさに玉石混淆。有害菌と有用菌とがごちゃごちゃに増殖する。しかしセルロース+堆肥の場合、堆肥がしっかり放線菌が優先するまで熟したものであれば、子嚢菌ではなく、担子菌類(=キノコ菌)が増殖し、優先する。担子菌類は、異分解性有機物の奪い合いにはあまり積極的ではないけれど、他の菌類が利用しない細菌や放線菌などの細菌菌体を窒素源として利用できる能力がある。担子菌類は本当はリグニンの方が好きなので、落枝落葉や剪定枝チップみたいなものが良いのだけど、セルロース(モミガラ)+放線菌堆肥の場合は、子嚢菌類が大増殖ってわけにいかず、相対的に担子菌類が一番優位になる。この場合は植物寄生菌や立ち枯れ菌なんかはあまり関与できないので、作物には安全に菌類を増殖できる。当面の作物栄養としては堆肥由来の窒素があるので窒素飢餓の心配もなく、モミガラに担子菌類が繁殖し、鋤込み空間全体に微生物のネットワークが出来るまでに根張りを確保できるだろう。作物もただ傍観しているわけでなく、有機物-微生物ネットワークに根圏微生物とともに関わるようになるので、そこが連動してくると地力窒素を利用する系に自然に移行し、添加した窒素以上に作物が生育できるようになる。というのが炭循農法を応用して堆肥を使う考え。要は方法(窒素をたくさん含む資材を使わないこと)が重要なのではなく、無肥料状態(=微生物間での窒素の利用しあい速度が速くて、土壌液相に無機態窒素が多量に滞留しない状態)を創ることと作物に有害な状況(病原菌、窒素飢餓、毛かん水切断による水分不足など)をつくらないことが重要で、あとは勝手につながる道理。メカニズムを細かく説明すれば複雑に思えるけど、ポイントは1点。手に入る資材を使って、無害に根と微生物とのネットワークをつくるにはどうすれば組み立てられるかと考えればいい。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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