ボルシチ

冬になるとボルシチが食べたくなります。今年ハウスで少しだけビーツを栽培してみて、ハウスであれば秋分-寒露の播種までなら何とかビーツが育つことが分かりました。露地より1節気遅らせられるようです。来年は増やそうと思います。

で、ボルシチです。
IMG_0683.jpg
ビーツの風味、牛肉の旨味が織りなす味わいですが、本当の主役は三浦ダイコンです。

牛肉は安いすじ肉を使います。一度水から茹でて茹で汁は捨てます。茹で上がったすじ肉はお湯で洗ってアクを流します。
で、あらためて水からダイコン、ニンニク、タマネギと一緒に煮込んでいきます。スパイスはローレルやオールスパイスなど適当に。
薪ストーブでコトコトと。半日煮たところで塩と醤油で薄く味をつけます。あとは時々数時間安めつつ、2日間。肉はポロポロ、スジはトロリとなって、全ての味はダイコンに。三浦大根は煮くずれしないので安心。

別鍋でトマトシチューをつくります。タマネギ、ニンニク、ニンジン、キノコ類、紅くるり大根をトマトで煮込みます。塩、トマトケチャップ、デミグラスソースで一旦味を調えてから、牛肉・ダイコンの鍋と合わせます。
ここでビーツを投入。一気に真紅のシチューになります。トマトの赤(リコぺン)、紅くるり大根の赤(アントシアニン)、ビーツの赤(ベタニン)の3つの赤色の共演。
塩味を再調整してから半日ほど煮込むと出来上がりです。
ビーツも紅くるりも形は残っているけれど、色素は抜けます。そして三浦大根が赤紫色に染まるのです。
牛肉の旨味とビーツの風味、ダイコン自身の味も加わり、まさにダイコンが主役。

本家ロシアや東欧のボルシチにはたぶんダイコンは入らないと思います。入るとしても欧州系のダイコン(黒大根や青大根)で、華南系(日本の普通の大根はこの系列)大根は食材としても入らないはず。
しかしこの相性の良さはどうでしょう。ロシア人にも受けるようなきがします。
よし!三浦大根をボルシチ用食材に輸出しよう!? 

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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