カボチャの緑肥刈り

カボチャの畝間に生やしていた緑肥エン麦の2回目の刈り敷きと防草シート張りをしました。

ちなみにここまでの生育はこんな感じ。
芒種頃の様子。1回めの刈り敷き前。定植は小満付近(5月18日)。植え付けて2週間経ち、まだ蔓は伸びず根張りをしている感じだが、芽は動き出している。6月4日に親蔓本葉6枚で摘心。
IMG_9183.jpg
この間は特にマルチの肩部分を丁寧に除草しておくのがポイント。
1回めの緑肥は高さ10cmで刈り(6月8日)、刈草は畝肩にのせる。

6月14日の様子。1回めの刈り敷きから1週間で一気に伸び出した。緑肥を刈ることでせめぎあいの均衡が崩れ、カボチャが優勢になる。
カボチャ子蔓のび始め
子蔓が伸びてきているので力のある蔓2本(中福カボチャ)もしくは3本(バターナッツスクワッシュ)を選んで、他は摘心。蔓を一方方向へ誘引。
 IMG_9262.jpg IMG_9260.jpg
蔓伸びやカボチャが優勢になっていることを確認してから子蔓を選び誘引するのがポイント。足踏みしている感のある個体は芽を多めに残す。管理は作物に合わせる。

子蔓を誘引後、緑肥を地際から刈り、蔓先に敷く。その先はカボチャの着果位置になるので防草シートを敷く。
IMG_9271.jpg

作業しつつカボチャを見ていて思ったのは、この栽培方法、作業工程はある程度マニュアル化できるが、実際はカボチャ1株1株に合わせて芽かきや誘引の加減をしないとうまくいかないということ。施肥量が少ないので子蔓の発生も遅くて少なく、自律的に優勢な蔓が選ばれてくるので芽かきは少なくて済むが、それだけに1株1株に合わせる視点で作業しないと緑肥に負けるカボチャ栽培になってしまうだろう。形だけ緑肥が生えていたって、カボチャが旺盛に育たなければ緑肥の価値が生かせていないことになる。子蔓は株元に近いところからでてくる強い蔓を使うので、スイカの4本整枝のように揃ったものを選ぶ摘心・整枝・誘引の技術とは似ているようでだいぶ違う。施肥と整枝の関係、地力の活かし方が独特だなということ。うちも3年くらいかけて今の形になっているのだし、その間の育土やこの方法に合う育種というのもセットになっている。その畑に適した農業技術は1日にしてならずなんだ。そう考えると、人間の尺度、特に何かしらの資材を使うか使わないかで、自然だの有機だの線を引くことは一体何処を見ている視点なのだろう。せめて自然農法は作物と畑と人間がどんな関係(物語)を紡いでいるのかをベースにして、あぁそこに自然が育っているねと言えるものであって欲しいと思うのでした。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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