訪問

今日は午前中に佐賀県農業試験研究センターを訪問し、有機栽培研究の圃場を見学させていただきました。
佐賀農試訪問1 佐賀農試訪問2
キャ ベツとレタス(サンチュ)を混植してキャベツの害虫を忌避する方法について、レタスの混植量を標準と2倍を設定し、無混植も含めて比較栽培されていまし た。ウワバ類とアオムシだけが食害しているようで、ヨトウ類はほとんど出ていないようです。担当のかたは「初期生育期で比較すると差がなく、レタスじゃ虫 害は防げてないです」とおっしゃっていましたが、虫害一括りでなく、虫の種類を分けて調べてみると、差があるようにも見えました。確かに混植のみでアオム シまで完璧に防ぐのは難しいと思いますが、ヨトウ類の繁殖を抑えることが出来れば、被害が表面の葉中心となるアオムシはまた別の方法を組み合わせることで 防げるように発展させられるような気がします。その他、水田裏作キャベツに対する堆肥施用量の試験(堆肥を使い過ぎるとイネが倒れるので、良い加減を見つ ける)や植え付け時期と品種を組み合わせた比較栽培などの基礎的な研究をされていました。こういった一見地味な試験ってとっても大事だと思うのです。良く 出来る作型をまず見出し、次にその他の条件との組合せでうまくいく/いかないの差を見出す。そこに自然を読み解くヒントがあると思われるからです。差があるが大事、差がある、さがある、佐賀あるのですね。

午後は、鹿島市音成の藤井農園さんを訪問しました。藤井さんは小豆島出身で、実家はお醤油屋さん。農業は専門ではなかったのだけれど、縁あってこの地域で有機農業に取り組むことになり26年(だったかな^^;)。不耕起栽培や部分耕起を作物に合わせて組合せ、寝かして腐熟を進めた牛糞堆肥た河川管理で出てくる草のロールなど身近に入手できる資材を作物や土の状態に合わせてうまく使って、この地にあったオリジナルな有機栽培を築かれていました。まさに自然農法だなと思いました。
藤井農園1 藤井農園2 藤井農園3
土の表面は堆肥のような土のような状態で、細い支柱は80cmくらいささるといいます。作物の生育も良好でした。
傾斜地なので、等高線や微気候を意識して作付けをしています。アブラナ科キャベツ類はネットをかけて防虫されていましたが、作型と場所によってはネットなしでも虫害の少ないものが出来ていました。また品種は常に検討を続けており、品種の特徴をつかんで栽培方法に反映されていました。
藤井農園4 オレンジ美星
畑のはるか向こうに有明海が見えました。
有明海

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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