佐賀入り

福岡博多から佐賀県武雄市山内町のさが有機農業塾の会場へは高速をつかって2時間半かなと思われたので、それなら3時間かけて一般道で行ってもそれほど変わらないだろうということで、福岡から玄界灘に沿って南下し、糸島、唐津、伊万里経由で武雄市に入りました。海岸は気持ち良くドライブ、薄曇りというかそら全体がふわっと穏やかに明るい日和でした。唐津から伊万里市へ向かう道中、南波多町地区というのを通過。こんなとことにもハタ(松本市波田もかつては波多と書きました)があったんですね。以前島根に行った時も雲南市波多が会場だったこともあり、妙に縁がありますね。
さて山内町に入ったところで立派な神社があったので、土地の神さまにご挨拶しようと、参拝しました。黒髪神社。2拝3拍というちょっと珍しい参拝形式。
玄界灘 黒髪神社
祭神は伊弉冉(いさなみ)尊、速玉男命(はやたまのをのみこと)、事解男命(ことさのをのみこと)。速玉男命なので熊野権現系の神社。おそらく黒髪山を祀っているということなのでしょう。

さが有機農業塾。70名くらいの参加者で盛況でした。まずはちかくの有機農家さんの畑を圃場見学。
武雄市圃場視察その1 武雄市圃場視察その2
やはり異常気象が常習化しており、年々作りにくくなっているといいます。作物が弱っていると、雑草が繁茂するし、害虫にも合いやすくなるというのはどこでも共通ですね。加えて、もともと水田だったためか、根が深く張っていないように見受けられました。土も粘土っけがやや強いようなので、水はけの改善や大雨時の排水対策を行った方が良いように思われました。
このあと会場に戻って、わたわたの講演。育土の概念=栽培を通して耕地生態系を育てることの説明や土が育つというのは具体的にどんな変化なのかという話と、育土の状況に応じた栽培をしましょうという話。また有機農業の農地はそれ自体が生物多様性を涵養すると同時に、周囲の農地も含む風土から自然の恩恵を受けている。生態系は全てつながっていて、それそれの役割がある。認め合い、補完し合って、地域の農耕地全体として、農業界として地域風土の景観形成や環境保全に貢献していく道がこれからの農業が進んでいく道ではないかと締めました。
終わってから自然農法って耕さない、草取りしない、肥料やらない農法のことだと思ってましたっていう感想が^^。栽培方法を最初にこれが自然ですって決めこんでしまったら、それ以外は不自然農法になってしまいます。それこそ人為的定義で自然とは何かを決めてしまうことになる。どんな耕し方をしたってそこに常に生き物は存在し、自然の作用は働いている。その法則にしたがうということ、自然の方に合わせて農のあり方をつくっていくことが自然農法なのです。つまり畑という自然を育てる農法。百枚の畑があれば百通りの自然農法になることが自然。広義にいえば、地球上の農業でその場所に自然を形成していかないものはなく(完全閉鎖系の植物工場は別かな?)、みんな地球農業、自然農法の一部なんですね。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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