パプリカ系のタネとり

今日は雨なので、パプリカのタネとり。ピーマン類は種子を洗わないので、果実から取り出すだけ。
カブリエル黄たねだし
写真は黄色カブリエルのF3の選抜株のタネ。カブリエルはデルモンテの販売しているパプリカ品種(F1)。ピーマンより大柄だけどオランダ系のパプリカよりは小さめの草姿で、着果良く果実甘くて多収穫。こりゃいいということで黄色果実のものを一昨年からタネとりしてオリジナル化すべく取り組んでいます。成りの良さや丈夫さ、果実の特徴で選んでおり、目標に適うものが出つつあります。まだ数年かかるけど、楽しみ。

こちらはピートンファミリー。
ピートンf1と両親
左が純系の「ピートン二世」(恩師柳下登先生の育種した登録品種)。右がわたわた育成の「うちパプリ」(もっといい名前はないもんか(ーー;))
で、真ん中がそのF1雑種。F1ピートンです。ちゃんと中間型になるんですね〜
果実の甘さは純系の方がやや上なれど、果肉の厚さや風味は引き継ぎ、草勢は強く丈夫で、収量と果形の安定性はぐっと向上します。F1化は有機栽培でこそ有用な技術であると思います。F1品種は1ツールに過ぎません。種子(品種)の在りようを手放しで外部に依存する状況になることと、農家・農業の現場とタネの在りようが離れてしまうことは分けて考えねばならないと思うのです。自家採種・自家育種というのは、品種・タネの重要性を理解し、己の農業技術の枠組みを見直すためにはとても重要で、むしろ営利農業の現場にこそ一定の役割が在るべきですが、タネを自給しなくてはならないとか、F1技術は否定されるべきものと考えることは間違いですね。シンプルにものごとを見つめたら自明のことと思うのです。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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