ペキロマイセス

ロック畑のハウストマトの一部にアブラムシが出ているので2日前にペキロマイセス テヌイペス菌(ゴッツA乳剤)を相性の良い脂肪酸グリセリド(サンクリスタル乳剤)とともに撒布。ハウスを1晩締め切り、菌の定着を促しました。ペキロマイセス菌はアブラムシやコナジラミなどに感染するカビで、脂肪酸グリセリドは油ですね。油で葉やアブラムシ類に付着しやすくし、局所的にさらに湿度を高めて菌の感染を促進したわけです。波田の水は弱アルカリ性なので、少しだけ木酢液(2000倍)を加えて菌が活動しやすくする工夫もしてみました。
ゴッツA
今日観察してみると、ばっちり効いています。これらの資材のように有機栽培に使える微生物や天然物を使った農薬類はいくつかありますが、原理や機作は何なのか、どのように働くのかを意識しないと効果が出ないことが多いです。撒布する時間も早すぎても遅すぎてもいけないし、前後の天気も考慮したり、散布液を調整する水や脂肪酸グリセリドと溶かす順番や溶かし方もありますね。どんな局面でも、その行為が何に基づき、どこに向かおうとしているのかを意識するってことなのかなと思っています。

もちろんこれで終わりではなく、アブラムシが出た場所は明らかに水不足の場所や何らかの生育障害があったところなのでそのケアを細やかにしていくことが大事です。対処療法はあくまで対処でしかなく、根本は作物の健康、土の健康を保って、ハウス内の生態系をトマトとともにつくっていくことだと考えています。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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