両刀遣い?

このカボチャ、昨年栽培した「想定外」(仮称)という系統にバターナッツを交配したもの。
種間雑種BC1クロス
想定外は一昨年バターナッツから出てきた変わり種なんだけれど、それはバターナッツ(モスカータ種, Cucurbita moschata)と洋種カボチャ(マキシマ種, Cucurbita maxima)と思われたので、珍しいからタネとりしたのでした。通常、この種間雑種は出来にくいので、混在環境で栽培していても雑種になることは稀なのです。これは想定外だということで「想定外」と仮に名付けて果実を収穫しました。モスカータ×マキシマは花粉が不稔になるので、自分の花粉では受粉しにくく、モスカータ、もしくはマキシマの花粉で受粉・結実します。一昨年の「想定外」にはタネが入っていたので、どちらかで受精したものと思われました。
そして昨年、その「想定外」を栽培してみると、マキシマの方に近くなっていたため、一昨年の想定外(種間雑種)はマキシマで受粉し、戻し交配第1世代(BC1)になっているものと思われました。
しかし、そのままマキシマへ戻ってしまっても面白くないので、再びバターナッツを交雑してみることに・・・・。着果は悪かったものの果実はとれました。そしてタネも入っていたわけです。

ついでに昨年の観察では、バターナッツのなかに思いの外「想定外」が増えていて、うちのバターナッツはマキシマとかなり交雑しやすいことが分かりました。なので、昨年は袋がけでバターナッツを採種し、今年は想定外の発生はゼロです。

で、今年、バターナッツを交雑したもののタネを播くと発芽がとても悪い。
3株栽培し、1株は発芽後全く伸びず。元気に伸びてきた1株(写真)はなぜか雌花しか咲かず、もう1株は雄花しか咲かない。自殖したかったのだけど仕方がない。
果実の形状は明らかにバターナッツだけど、果皮色は緑色と思われます。

で、今年は再びマキシマ種の系統を交雑させました。着果はとても良かった。マキシマでもモスカータでもどちらでも交配できるらしいです。さて一体このカボチャは何者?どこへ向かう?

コメント

コメントフォーム

  • URL:
  • 本文:
  • password:
  • 非公開コメント:
  • 管理者にだけ表示を許可する

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

わたむすび

最新記事

プロフィール

わたわた

Author:わたわた

わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示

カテゴリ

月別アーカイブ