土佐出張

自然塾での冬の講義に行ってきました。今回は全国的に寒波に包まれるなか、四国もあちこちで雪でした。凍結はしなかったので、良かったです。

わたわたは土佐自然塾での特別講義を4コマ持たせて頂いており、10月に2コマ、2月に2コマです。10月は育土の概論と育種概論です。育種概論は自家採種に関連して進化論にも触れつつ植物・作物の生き様について話です。2月の講義は土壌診断の活用も含む育土論の土壌肥料編、それから育苗技術に関して。健康な苗作りに役立つように植物生理学の情報を苗づくりの様々な局面に応用して理解することを試みています。

土づくり・育土・育種/自家採種・育苗と分野がいろいろあるように思われますが、それは育土を核にしつつ土と作物の性質をどう関連させて観察し、栽培の基本に据えるかという話をいろいろな角度から話しているつもりです。

自然の在りように合わせ活かすという向き合うスタンスは1つだけど、生き物や土、そして自らの農的働きかけをみる視点を変えるといろいろな話がそこからひっぱり出せるのです。現場を観察していると、現象や作物の背景に1つのストーリーのようにつながりがみえていくるし、それは同時に農学や植物生理学、遺伝学などの学問の言葉でつづることもできると思っています。現場の作物を生き物と捉え、ある意味、心あるものとして擬人化し、生き物同士として相手の生き方を認めて向かい合うこと(アニミズム)と、自然の仕組みを繰り返し測り、関連や法則性を調べ、多くの人たちによって検証されてきた捉え方(科学, アトミズム)の方法のスタンスをバランス良く併せ持つことが人間らしく自然と向かい合う生き方だし、そんな自然と向かい合って人間の在りようを皆で考えていける社会がいいなぁと思っています。

今回の講義でも、塾生たちが寮で一緒にご飯食べましょうって誘ってくれました。塾でとれた美味しい野菜と手づくりのご飯、美味しいお酒。とっても楽しく、満たされた時間を過ごすことができました。素敵な出会いに感謝です。大変な時代だけど、きっと人間と人間のつながりを大切にしていったら、きっと大丈夫。地球の未来は明るいぜよって思いました。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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