三浦大根の選抜

今日は朝一でJA松本ハイランドの直売所、ファーマーズガーデン山形へ野菜を出荷。三浦ダイコン品種「竜神三浦2号」も出荷しました。
三浦ダイコン
この品種は三浦大根としてはやや短く、揃いが良いのが特徴。寒さにもそこそこ強い。三浦大根は晩生種なので、もともと信州でつくるには難があるのですが、昨年竜神三浦2号はそこそこ適することが分かったのと、滋賀県在来品種の山田ネズミ大根が、キメ細かな肉質で煮ダイコンとして三浦ダイコンの匹敵する品質の良さをもっていたことから、これらを掛け合わせして、信州松本市波田に適したやや早生の三浦大根を育成する方向で固定種化を図ろうということを思いいたりました。そして昨年秋に竜神三浦2号と山田ねずみ大根それぞれから母本を選び、同じ場所に植え付けて、この春に花を咲かせ、夏にタネをとりました。その秋は母側の違いで三浦系とねずみ系とにわけて栽培して観察しました。

午前中はそのダイコンのタネとり母本の選抜をしました。
ダイコン選抜日和
遠くで水神さまが見守っています。


予想通り色々なタイプが分離してきました。元の三浦型からねずみ大根型、その中間型に加えて、両親のどちらにも似ていないものも出てくるのです。この予想外が出てくるのが期待通りなのです。予想出来ない良いものが飛び出してくる理が在るという意味で期待道理とも言えます。
三浦型 中間型 ネズミ型
写真は左から順に、三浦型、中間型、ねずみ型です。抽根の程度と葉の形状・外観で比較的容易に区別がつきます。

これらが今回選抜した個体。三浦側とねずみ側からそれぞれ選び、まぜこぜで植え付け、集団内で花粉が混ざり合うようにタネとりします。
三浦側選抜個体 ネズミ側選抜個体
両親より太くて長いものが出てきました。F1品種である竜神三浦2号より太りが良く、短形大根であるねずみ大根なのに根長が出るものが出ています。柔らかさが身上であり、三浦の形状はなるべく残したいので、やや中ぶくらで形状はやや曲がるくらいのものを選びました。さぁ、ここから固定種化へ向けてスタートなのです。

ついでにスイスチャード・イエローも母本選抜。
チャード選抜

庭の採種圃場に定植。
母本定植to庭
真冬になったらトンネルをかけようと思っています。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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