播種深度と覆土

カボチャとスイートコーン(補植用)の育苗で、根上がりしているものがありました。
覆土しっぱい2 覆土しっぱい1
なぜこうなるのかというと、播種した土の硬さの割に覆土が軽いから。この苗たちの場合は、おそらく播種トレイにむぎゅむぎゅと土を入れ、それを少しだけ凹ませてタネを置き、細粒の赤玉土で覆土したのでしょう。さらにスイートコーン乾燥しやすい状況(例えば新聞紙をかけないなど)で発芽させようとしたことも推察されるところです。

根が下の土へ入ろうとするには土が締まっていて、上の覆土が軽いと、タネの方が持ち上がってしまうわけです。土の比重があまりに違うとこういうことが起きます。スイートコーンの場合は表土が何度か乾燥したならば、さらに比重の軽い覆土になってしまうので、簡単にタネが持ち上がってしまうでしょう。

基本的なこととして、まず播種深度を守ること。それは詰めた土を凹ませる際にカボチャなりトウモロコシなりの最適な播種深度にすることです。今のように高温になりやすい環境下での育苗ではよりキッチリやる必要があり、さらに覆土は赤玉でもいいけど、それを乾かさない工夫が大事です。
カボチャの場合、覆土が乗っかっていることによって、保湿されて種皮が柔らかくなり、そこに引っかけて殻を脱ぐので、根上がりしたり、覆土が落ちてしまったり、乾燥して種皮が硬化してしまうと不都合なのです。

あれれ、根っこが上がってしまったで終わりにするのではなく、そこからそのタネがどうやって発芽するのか?、発芽環境をどのように整えるのか?といった理解につなげれるといいですね。

この場合の対策としては根毛が土に食い込む前なら、そっと苗を抜いて、培土に細い穴を開けて根を差し込んでおくとか、半日陰に移動させて日中に乾きすぎないようにするとか、こまめに水やりするといったところでしょう。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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