ナス鉢上げ

4/6に128穴セルに播種したナスを鉢上げしました。ナスは老化苗になり難いので、しっかりセル内に根鉢が形成されてから鉢上げをします。本葉2枚がしっかり展開しています。
ナス鉢上げ1 ナス鉢上げ2 ナス鉢上げ3
鉢上げ前は5日間くらいかけて徐々にかん水を控え、乾燥に馴らしていき、合わせて管理温度を下げていきます。また、かん水には魚ソリューブルなどの液状の有機肥料と光合成細菌などを加え、細根が発生することを促します。乾燥と液肥+微生物の刺激を与えることによって、根を増やし、少ない水分に耐える生理状態に誘導していきます。

で、鉢上げです。
ポットは前もって用意し、十分に暖めておきます。セルの植え付けは5mmの浅植えにします。こうすると、セル側面の根のうち、上の方の根がそのまま横に伸びることができ、ポットの土全体が利用されて無駄がないです。
またセル土はやがて崩れて、株もとの根がむき出しになりますが、そこは緑化して丈夫になります。株もとの茎は倒れまいとして太くなります。結果、節間の短いがっしりした苗になり、本圃植え付け時にも仮支柱が不要となります(*^^)v

セル育苗期間から根の分岐が多く、細根の発達した体質を誘導しておくと、ポット育苗に移行しても引き継がれます。根長はそこそこで分岐の多い根というのは、表面積の多い根ということであり、それは先端の数の多い根です。分岐の多い根はミネラルやリン酸の吸収が良いです。根の先端ではサイトカイニンがつくられ、また根圏微生物も多く養うので、共生・半共生微生物の刺激や代謝成分によって、地上部も影響を受け、細胞分裂や窒素同化、二次代謝産物の合成が促進されて、葉は厚く丈夫になり、香気成分をつくり、花芽の充実が良くなります。
といったことを想定しています。

鉢上げは1日の作業にして1日にして成らずなのです。前にも後にも続く一連の栽培の道のりのなかに。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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