農の会のこれから

昨日は農の会幹事会を松本のおきな堂で行いました。

農の会、昨年は全く活動できなかったので、幹事皆で、改めて原点を確認しました。

農の会、それは農業生物学的に農を考え、実践する会です。
農業生物学というのは、農業の現場で生物学をやるとも言えるし、生物学を農業に現すとも言える。生物学とは、生物学とは特定の生物学ではありません。それは生き物に学ぶということ。
生き物に学んで農業を実践するのだし、農業の実践の中から、生き物の本質を学んでいく学問です。学問とは、特定の学問ではありません。それは学び問い続けること。

すわなち、生き方です。

農業に生きるのであれば、農業生物学的に、生き物と向き合い、農業を組み立てるのです。

学問じゃないし、学者じゃないし、生物学は経営にならない?
学び問うことは生き方、それを選んだら、学びに生きる者であり、
営みを経ていくことは学びそのものです。

普遍的な農に対する態度、生き物と人間との関係の基本的視座なのです。

生き物に学ぶ。その生き方とは生活であり、歴史です。
生き物の生活・生き様の中にその生き物の歩みは表現されるし、
その生き物の歴史から、自ずと生活条件・育て方や飼い方は見えてくるものです。


わたわたの農業に関する思考は農業生物学がベースです。
だから、
初めて岡田茂吉氏の自然農法を知ったとき、特別に斬新なものというよりも、
当たり前の考え方だなと思うと同時に、
土(生態系)と作物のことは言及しているけど、
作物そのもののや家畜の本質を捉える視点は深めておらず、後生の人たちが独自に深めるに至っていないことがすぐに分かりました。同時に農業生物学では土について、ダーウィン以来の土は生きている、育っていくという見方はしていても、作物との関係が弱かったなと気づきました。

そして、農業生物学と自然農法が1つの体系、ものの見方の根本として合わさることで当たり前の農の見方、全ての農業が基本とする視点が定まるのだなと直感したのです。

それは2001年のことでした。
それから12年経ち、木星が一巡りし、今年2013年。
わたわたは木の花EDEにおいて、農業生物学を意識して自然農法と結びつけて表現する機会を得ました。

そして今回の農の会幹事会において、「自然の恩恵を引き出すために」の改訂版を出そうという提案が柳下副会長(前会長であり、わたわたの師です)からありました。

農の会が農業生物学を所有することもできないし、
自然農法センターも自然農法を所有するものではないでしょう。
それは世のため人のためにあるもの。


農の会も自然農法センターもそのために出来ることをする。価値あることをやっていく。

参加人数じゃないし、会員数でもなく、なぜ農の会なのか、なぜ農の会会員として集っているのか。
それは価値あることを紡ぐため。やっていったら答えは出るのでしょう。
会を広めることが目的ではなく、価値あること、農の会だからこそできることに取り組んでいきましょう。

わたわた粛々とやるでしょう。農業生物学をもっと表現していく。
この輪、広がるといいでしょう。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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