お役御免

農民連の機関紙「しんぶん農民」のあとがき欄「旬の味」を8回に1回書くという2年間の役目が終了した。6回ほどわたわたが書いたことになる。字数は最大420字。わたわたはいつも420字ちょうどか419字といったところで仕上げていた。順番にいけば、二ヶ月に1回のペースになるはずだが、順番の担当者(わたわた以外に7人いた)が、忙しくて書けないということでピンチヒッターになったり、結構不規則であった。420字だから書き出すと2時間程度で完成するが、実際はたくさん湧いてきた話のなかから420字になるように絞り込んでいたので、書き切れない部分がたくさんあった。そこはこのブログの方にさらに話題を膨らませて書いているので、ブログでのカバー率200%くらいになっているだろう。

農民連・「しんぶん農民」とのつき合いは、農の会が団体会員だからなのだけれど、その運動の姿勢には賛同できるところも多いが疑問もある。運動の方向は何処なのだろう。わたわたは国に要求して勝ち取るという姿勢にはどうも馴染めない。道理のない理不尽がまかり通る政治にはうんざりするけれど、俺たちは被害者で、悪いのはあいつらだっていう物言いは自分はしたくないなと思う。道理を怒りの材料にするのは何か違うなという想いが湧く。

道理の通る政治を目指すことは良いことだけれど、道理や正義を語ることと全く同じだけの力を、どんな政治の元でも揺るがない農業や農家生活づくりに使うべきだろう。社会変革をうったえるのだけど、その前に自分たちが変革後の社会を示していたらいい。模範となる農業の在り方、農家の暮らし方を実践して提案したら良いのだろう。

単に出荷組合つくるだけでなく、共同作業や分業もお金の授受なくやるとか、お金は出せないけど食べものだけは絶対に食べられる新規就農者支援とか、農協も真似の出来ない共同社会組織とか、共同の子育てとして、みんなで基金をつくって子どもをみんなのお金で大学に行かせるとかね。既存の経済ルールや枠組みなんかは共同の力で乗り越えることができることを示したらいい。そうしたら誰もが納得するだろう。自らが既存の枠組みを抜け出せないのは何故なのか?それはその発想が既存の枠内だからじゃないのかな。まず乗り越えるべきは社会の壁ではなく、自分の発想の持ち方、そして具体的な共同の取り組み、その先に本当に社会が変わる。「旬の実」のわたわた担当のときには、いつもこのテーマが伏線としてあったのでした。タネまきになったのかどうかは分からないけれど、大事なことは大事として続けてきたつもりです。お疲れ様でした。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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