品種選びの季節

毎年この時期に届く月刊誌「現代農業2月号−品種特集−」を見つつ、今年どんな品種を育てようかとわくわくと読みます。毎年の楽しみ。職場の仕事は育種から栽培の研究や事務系の仕事が主になって、はや5年、だんだん最新の品種事情はわからなくなってきたのだけど、こういう血筋の系統かなとか大づかみに見て、流れを見ています。

トマトは黄化葉巻ウイルス(TYLCV)耐病性の育種が随分進んだようです。食味や品質もまぁまぁらしい品種が出てきてます。人工接種できないウイルスなので、媒介害虫のシルバーリーフコナジラミごとウイルスを維持した環境でないと選抜ができないはずで、育種自体が困難。T社以外はおそらく外資系の種苗会社が日本向けに育種しているものを専売契約的に持ち込んでいるのでしょう。かなりの研究開発力や時間がかかるはずで、これは中小企業や個人育種家がやるには設備的に難しいと思われます。S社は今のところダンマリしてますけど、単にTYLCVに強いだけでなく、高温管理でも着果して色上がりも良いとかシルバーリーフコナジラミ対策で使う目合いの細かいネットで覆われたハウスでも栽培適正が高いなどの1つ上の特性を狙っているんじゃないかなぁ。あと、ミニトマトと中玉狙いとか。PCRを使う耐病性遺伝子の間接選抜法(MAS)は研究されているはずで。時間的には専門誌にそろそろ出ているのかもしれない。このあたりの情報交換するためのパートナーシップがほしいなぁ。

さて現代農業の品種の話題に戻ると、ミニ品種がいろいろ紹介されている。うちも目をつけているものも入っていて、直売所がミニだらけになるんかなぁ(苦笑)。うちの場合、JAの直売所だけに頼らず、安定した販売先を見つけていくことも必要ということですね。こつこつやっていこう。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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