ダイズ播種


今日はダイズの播種をしました。ダイズは地域有志活動の「波田地区食と農の連絡協議会」によるダイズ栽培とも連動させて、緑肥マルチによる土づくりと雑草抑制を兼田ダイズ栽培の波田モデルをつくろうという目的からちょっとした試験をすることになりました。緑肥マルチには「百万石」という大麦の晩生種を使います。春まきの大麦は低温感応できないので、8月には座死(出穂せずに枯れること)します。大麦とダイズを同時播種し、ダイズが大きくなるまで大麦を間作して地表を覆い、やがて大麦が枯れて敷藁となって、ダイズが全体を覆うという栽培を目指します。
ダイズは条間75cm・平均株間18cmで播種し、条間に2条の大麦を条播します。つまり25cm間隔で、ダイズ-大麦-大麦-ダイズ-大麦-大麦-ダイズ-大麦-大麦となります。

ダイズの品種はナカセンナリです。

試験の目的の第一は最適な播種時期を見つけることです。ダイズのみの栽培では、この地域では6月中旬が最も良くできますが、大麦と同時播種をする場合でも同じかどうか不明です。ダイズのみであっても地力と品種との組み合わせで、前後させると最適な時期が見出されるのですが、その本質は品種により草勢や早晩性が異なり、地力発現とその吸収利用との整合性がぴったり合うところが存在するというわけです。間作する緑肥の存在は根域での共同や競争、地力発現パターンを変化させることが予想され、ダイズ単作とは異なる最適な播種時期が見つかる可能性があるというわけです。

で、第二の目的は補助資材として、ダイズに対してボカシ表面施用をするのですが、その有効性を見ようということ。ダイズは十分な可給態リン酸があると増収
が著しいのですが、EM嫌気ボカシは含まれるリン酸が水溶性であることが明らかになっています。初期生育期に水溶性リン酸を施用でき、かつ大麦との若干の競争が予想される時期にボカシによる初期養分を補うことから、後半の地力の有効利用を図ることができるのではないかと考えるわけです。

というわけで播種日3回(6月上旬、中旬、下旬)とボカシ表面施用のある/なしを組み合わせ、3反復で18区画をセットして試験することになりました。しっかりデータを出して、地域の人たちにも見て納得してもらえる栽培を目指します。

まるでどこかの試験場のようですね。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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