秋の土づくり

Happy village farmの水神畑では、夏にカボチャをつくり、その畝をそのまま使ってダイコンとカブを作付けています。もちろん元肥ゼロ。カボチャの蔓を切り、マルチをはいだところ、畝の表面までカボチャの細根がビッシリと張っていたので、そこに溝を切って、タネまきしました。細根が枯れ上がっていくのを追いかけるように秋野菜の根が入っていけば、無施肥でも、その土自体の無機態窒素はもちろん、まだ腐植(可給態窒素)の蓄積の少ない畑でも、秋作物は自らの根の根圏で生育に必要な栄養を作り出しながら生育できるのです。原資はカボチャの細根の僅かな有機物とその根圏に生きていた微生物。それが消え去るまでに秋野菜の根が絡むことができればOK。秋野菜が絡むと細根残さは分解し、代わりに秋野菜の細根が発達していきます。ポイントはタイミングです。タネまきのタイミング、間引きのタイミング。
水神畑のダイコン
ダイコンは北支系の青長ダイコンなので、草姿が分かりにくいけど、かなりしっかりしてきました。根も肥大がはじまった模様。カブも良い感じ。間に播いてあるのはシュンギク。こういう栽培方法は、アブラナ科作物は得意だけど、キク科作物はちょっと苦手なので、伸びが遅いです。しかしアブラナ科のおこぼれでしだいに伸びてきました。このシュンギクは摘み葉系なので、摘み出すころからは、どんどん細根が発達していくはずです。アブラナ科の根菜はシュンギクよりも先に伸びて、やがて収穫されていくので、バトンはシュンギクが引き継ぎ、最後は畝の両側にこれから播く麦が引き継ぐ予定です。

カボチャの蔓が這っていた部分は敷き草しておいた緑肥エンバクがタネになって自生してます。エンバクのワラには糸状菌がびっしり。自生エンバクの生育を見ていると、やはり地力がないな〜と分かる生育の遅さ。しかしワラに糸状菌がかなり付いているのをみると、確実に腐植が出来ていく営みが始まっていることが感じられました。
そうなると、これから堆肥を1-2t入れて、堆肥由来の腐植を「加える」よりも、現地で生み出されようとしている腐植を増強することを考えた方がよいと思われます。信州ぷ組の野菜農家が良く使っている有機凛々堆肥。これを200kg/10aで、窒素成分4kg/10aくらいになる。この堆肥の養分でさらにエンバクを大きく育て(草丈50-60cmくらい、乾燥有機物換算で600kgくらい)、エンバクを鋤き込んで、ライ麦を播くというのが良さそう。そしてエンバク鋤き込み時に、寒天絞りかすのアガーライトを900kg足し、炭素をさらに追加、冬の間に畑で発酵。そんな方向で行こうと思います。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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