街の力

6月1日の職場畑のダイズ播種の後、Happy village farmの畑にもダイズ(信濃鞍掛と青山在来)を播きました。その際に、Happy village farmの畑は不耕起状態のところへの播種なので、播種機の播種深度を調整していたら、播種深度を調整するディスクを固定しているボルトがバキっと折れてしまいました。ボルトは折れて先端がネジ穴の中に残ったままになってしまいました。

播種自体はそれでも出来たのですが、問題はその後。そのままにしておくわけにもいきません。
いつも困ったときは街の中にある建設資材を扱うお店G商会さんに相談しています。

翌朝、G商会さんへ行って事情を話すと、折れたボルトの中心部にキリのようなもので穴をあけて、少しずつ削り出すことできるだろうとのこと。但しその道具はG商会さんにはないので、うちじゃ無理だということでした。
でも、「そういうことの依頼加工ならIDMT機械さんだよ。IDMTさんだったら、道具や機械もあるだろうし、対処できるよ」と教えてもらうことができました。

IDMTさんへ行ってみると、「こりゃ大変だったね。除けるよ、大丈夫。」ということであっさり修理してもらうことができました。
播種器修理
ついでに、「こんな小さなボルト(12mm)径で負荷のかかる部分をとめていたら、普通のボルトを強く締めたりしたら折れるのも分かるよ。焼きの入っている折れないボルトに変えておいたから。」っとちょっとした改善もしてもらうことができました。

「全部ばらさないと旋盤にかからない部分だったからバラして組み立てるのに時間かかったよ。ボルト削りとるのはすぐに終わったけどね。なにせネジを全部元のところに戻せるように全部の穴とネジに番号付けてばらして組み立てたからね。これはタネまきの農具なんだな、初めて見たよ。面白い構造だね。」
わたわたは感心しました。丁寧で確実に仕上げるプロの仕事だなと思いました。

IDMT機械さんの作業場は細かな機械や部材がたくさんおいてあるのだけど、とても整っていて、掃除も行き届いていて気持ちの良い空間でした。
機械屋さん
IDMTさんの工場は現在コムギを作付けているダイズ畑の目の前なのです。場所はしっていたけど、ボルトが折れなければ、中へ入ることもなかったし、会話することもなかったなと思いました。ボルトが折れたときは、一瞬どうやって修理したものかと悩みましたが、相談できる人がいて、つないでもらって、さっと修理できる人がいて、人の輪で何とかなったのだなと思いました。

そもそもボルトが折れたことは、ものを大切に扱えというメッセージだったのだろうと自分を振り返りました。そのうえで、人の輪こそが街の力、街があるということなんだということが分かり、有り難い機会をもらったんだなと思いました。もし世の中ホームセンターとコンビニ、そしてネット通販が全てになってしまったら、この播種機は直らなかったかもしれません。古くからある街中の商店や工場がもっている力というは、人のつながりとセットなのだと思いました。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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