キャベツ発芽開始

3月5日に播いたキャベツの発芽が始まった。6日間かかっているが、順調といえる。
キャベツ発芽開始
ハウス内の冷床(無加温)育苗だから、夜間は0度くらいまでは下がっているが、地温はそこまでは下がらないので、キャベツはそのくらいで十分に発芽する。発芽といってもまだキャベツの子葉は地上に出ていない。根が出始めている段階。ちなみに正確には、地上に葉が出ることは出芽という。

根がある程度伸びると、そこを視点にして胚軸を伸ばして、地上に子葉が出てくるのだが、このときに土から顔を出したキャベツに青色光(波長400nm-500nm)が当たると、そこで胚軸の伸長が止まって、子葉が開く。薄明るいけど青色光がないと、まだ地上までは遠いと判断して、どんどん胚軸が伸びて、いわゆる徒長(もやしに近い状態)になる。

なので、透過率の良い不織布は良いが、保湿用の新聞紙をいつまでも乗せておくと、日光が当たっていても青色成分が足りずに徒長する。徒長すると、弱い苗になる。理想的には出芽と同時に青色光が当たること。無駄に胚軸が伸びないので、ずんぐりした根張りの良い苗になる。
したがって発芽から出芽までのどこで新聞紙を外すかが重要。気象条件と温度管理で出芽までのスピードが変わってくるので、日中の換気のとり方でそれを調整しつつ、苗の動きを観察して出芽の直前がいつになるかを察するのが技術(というより、技能かな)になる。

ここで、他に忙しかったり、日曜だからといった理由で観察が十分に出来ていないと、キャベツの伸長速度が把握できず、温度管理の具合もこれで良いのかの加減が分からず、あ〜伸ばしちゃったあるいは出芽がばらついたって結果になるから、技能というより、キャベツに心を配ることのできる姿勢、キャベツから学ぼうという心が最も大事だっていうことだろう。現実の農事行為(形)の奥にある心というべきか、心を形として表現するというべきか。

で、このキャベツをどう考えるか?

今が4月なら、今日の夕方の段階で新聞紙を取る。そして不織布を二重がけにする。
でも、今日はまだ3月中旬。電熱なので加温しないので、夜中に出芽してしまうものはないだろう。
また明日から寒気が入って、かなり冷え込むことも予想されるので、新聞紙は保温資材として乗せておきたい。
念のためポリトンネルもかけておきたいが、それは夕方遅い時間にかけよう。
そして明日の天気・気温の推移をみて、新聞紙を取るタイミングが明日の夕方か、明後日の朝になるかを判断すれば良いだろう。

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