星読みと鑑定

引き続き地球暦惑星会合の振り返り日記。今回のチーム会合では、いくつか大事なことが話し合われ、特にインストラクションに関して意識を合わせようというものがあった。地球暦を伝えるうえで最低限必要な情報は、まず地球が動いているという視点、思考を伝えるということ。これが入り口であり、1年を直線でなく、丸く捉える視点があって二十四節気や朔弦望を円盤上で理解することができるようになる。いかにここを様々な角度から、豊かに表現するかが大事だと分かった。時計は右回りなのはどうしてか?を理解し、時計を見ながらも、同時に地球とともに左回りに回っている自分を外(宇宙)から見る視点を持つこと。その視点への誘いが大事なのだった。
そして一見魅力的な惑星の話は実は2番目。惑星それぞれの大きさや公転周期、互いの位置関係の妙などの話は面白いが、惑星の話はいわゆる占いや鑑定とは一線を画すものだという共通認識を持とうということになった。なるほど納得だった。

そこで、ここでは地球暦で惑星にまつわる話とともに伝えることのある地球暦を使った星読みについて考えてみたい。

確かに地球暦を使っていると、惑星の個性、回る周期性を利用して生活サイクルとか仕事とかにそのリズムを活かすコツが分かってくる。また社会の動きや世代の特徴なんかも惑星位置との関連が見えることがある。西洋占星術に似ているが、大学の専攻まである西洋の占星学みたいな積み重ねられた理論があるわけではない。また当然だけど、惑星と生活に目に見える因果があるわけではないので、見えない世界でのたくさんの関連性を感じ取るのは、その可能性は否定しないが、その道の術者がなせることだろう。少なくとも1+1=2のように単純な知識で占うものではないのだ。

だから地球暦の星読みといわゆる占いや鑑定とは違うという認識が必要。

地球暦では単に惑星が太陽の周りを回るだけ。水星は速く、木星は遅く、海王星はもっともっと遅い。だから水星に注目したら、1年を4サイクルの分けられるし、木星に注目したら、12年を1セットにできる。土星なら30年だから、木星と土星を組み合わせると干支60通りが表現できる。
というか、もともと惑星の観測から人間の思考が生まれて12年などのサイクルが生まれているのだろう。金星があまりにキレイだから、見ろ!ビーナスと美しさの象徴として誰もが認識するようになり神話も生まれたのだろう(これ、ダジャレね、一応)。
そうやって惑星に意味づけをして、そのサイクルで物事を思考することができるのが地球暦から見える星読みの基本だろう。しかしこれをどんなに積み重ねても、太陽系は誕生以来一度も同じ形になったことはないのだから、太陽中心(ヘリオセントリック)の星読みで出てくる情報に再現性を求めても意味のないことと言える。つまり占星学にはなりそうにない。西洋占星術が学問になるのは、地球中心(ジオセントリック)な見方で天体を測って運行法則を定型化し、それに対して疫学的な積み重ねをしてきたからだろう。惑星同士の位置関係を定型化できないヘリオセントリックでは、個人や社会の事象を疫学的に解析していくことはできない。

だから無理矢理にでも天を定型化できる占星術では、それに基づいてその惑星配置を鑑定(=物事を判断すること)はできるだろう(それすら理論や相関からの導きではなく、閃きに因ることは間違いない)が、地球暦を使って鑑定するのは間違った使い方と言える。

地球暦では鑑定ではなく、読むのである。読む主体は自分。理論や他人に鑑定してもらうのではなく、太陽を中心に回る惑星たちの配列から、その時の太陽系のムードを感じ、湧いてくるイメージを表現する。それはリーダーである太陽の意志を読むこと、銀河の視点から太陽が何を表現しているのかを読むってことに他ならない。それはどこまでもどこまでも銀河視点に思いをはせるのであって、地球(自分)視点で天の影響(吉凶)を鑑定することにはならないのだ。

新たな占星術ではなく、地球暦は、自分の思考、感覚、生活、行動、地域や仲間、社会を客観的に認識するツールである。自分にとっての損得ではなく、自分も含む世界全体が調和し、平和で、豊かであるためにできる自分の役割を知ることが星読みなのだ。星読みを伝えていく上での重要な視点だと思う。心していきたい。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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