金星を見よう!

夕方、西の空に金星が光っています。宵の明星、一番星ですね。
師走2日の月
この写真は12月26日の夕方、月と一緒に撮ったものです。
今月(師走)の新月は25日だったので、二日月(月齢1.6)でした。
今日も日没とともに夕方の空にいち早く輝きますから、是非見て下さい。
金星はVenus、本当に美しいです。

金星は地球の内側で太陽の周囲を回っているので、地球から見るといつも太陽に近い位置にいることになります。なのでゼッタイ夜中に見えることはなく、太陽からやや距離を置いているタイミングで、かつ太陽が沈んだ直後(宵の明星)か、太陽が昇る直前(明けの明星)でしか見えない星です。

今の金星の位置は冬至点を過ぎたあたりを進んでいる地球を後ろから追いかけているような位置です。
12月28日の惑星配置
地球は北極星から見ると左回りしているので、太陽が西の地平線の向こうに沈む時間(夕方)ということは、自分たちが太陽側から反対側へ向きを変えようとしているタイミングということになります。この時に地球の後ろにいる金星が見えるというのが宵の明星。見かけ上は金星は太陽よりも東方に居て、遅れて沈んでいくわけです。

なので、金星の位置が太陽から離れるほど、日没時の金星の高度が高く、沈むまでに眺める時間が長くなります。
最も太陽から離れて見える時期はいつかな?というのを計算してみることにしました。

最も金星が太陽から離れるということは、地球から見た太陽と金星の角度の開き(離角と言います)が最も大きくなるということ。
最大離角の計算
絵で描くとこんな感じ。紫色の矢印が離角で、地球と太陽を結ぶ線に対して、金星がどんだけ離れているかの角度のこと。

この離角が最大になるのは、地球と金星と太陽を結び折れ線の角度が直角になるときです。
ということは、
離角は三角関数で出せるわけです。サイン!コサイン!タンジェント~という呪文みたいなやつです。

幸い金星と地球はぶれの少ない円軌道なので平均の軌道半径を辺の長さとして使えます。
地球は1AU(天文単位距離)、金星は0.72333AU
辺の比を角度に直したいのだから、三角関数の逆関数(アークサイン,arcsin)を使います。
離角=arcsin(0.72333/1) =46.3度
関数電卓で出ました。

で、後は地球と金星の日心黄経の角度差が46度になるのをHeliosteraで追いかけていって探しました。
金星最大離角
じゃん。3月26日です。
この日に向けて、夕方の金星はより高い位置へと登っていくことになります。また明るさも増していきます(明るさの最大はもう少し後になります。なぜか?はまた今度解説しますね!)。

毎日、夕方が楽しみです。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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