輪島市松尾栗園視察

信州ぷ組の県外メンバー4人のうちの1人、石川県の松尾栗園さん(まっちゃん)をぷ組有志で訪ねました。まっちゃんは栗を生産し、その全量を自ら焼き栗として販売するというユニークな経営をしています。販売先のうちでも重要な位置を占めているのが、輪島の朝市。ひものや鮮魚が並ぶ中、赤いテントの焼き栗屋さんは目立ちます。
実演販売
シューっと蒸気が出ていて、香ばしい焼き栗の香りがすると、朝市を散策する人々は思わず立ち止まってしまいます。圧力式の焼き釜で焼くため、栗がぱっくりと開くのがポイント。ちょうど朝市への出店は今日12/19が年内の最終日でした。冬の間は穴水市内や金沢で販売とのこと。輪島朝市でのまっちゃんを見ようと、今日に視察日を設定したしだい。
ぱっくり
能登栗というのは、能登半島の特定地域で生産される栗のブランド名で、その大きさとほっくりした濃厚な食味が特徴です。食べさせてもらいましたが、美味しい。思わず無言でもぐもぐと食べてしまいます。能登の厳しい自然、重粘な土質が味を濃くするのでしょうし、その栗を収穫後に氷温貯蔵することでさらに甘さを引き出しているとのことでした。お客さんとのやりとりも焼きのタイミングと接客とのバランス、手際が良く、見ていてすがすがしかったです。目の前で栗が焼かれているのを買うんだから、お客さんも嬉しそうに見えました。かっこいいぜ、まっちゃん。

午後からはまっちゃん宅でTV番組で取り上げられたときの録画を見させてもらってから、圃場視察に行きました。栗園は山の中に三カ所あります。うち最も広い一カ所は雪でたどり着けませんでした。この先は除雪がないとのことで、このまま雪解けがなければ、来春まで行けないそうです。能登の自然、ハンパないです。
栗園1
圃場では、栗の栽培法、栗園の管理などについて説明&意見交換をしました。
栗園2
長靴をもってきたとはいえ、雪の上なので、足がどんどん動かなくなってきましたが、みんな熱心に討論していました。

その後は輪島市のねぶた温泉で暖まり、夕食を食べに行き、そこでも閉店時間まで話は続きました。
松尾栗園では、人手も入れているものの常駐スタッフではなく、まっちゃん自身が生産から販売までの全行程をやっていて、まっちゃん以外に人と作物とをマネージメントできる人がいないので、販売を頑張ると面積が広いだけに細かな作物管理ができなくなるジレンマがあると思われました。今の体制では面積を広げる方針では限界があるのではという指摘も出ていました。ここで今までの試行錯誤を整理して、どういう栗をどんなふうに売っていくのかの原点から体制を再構築していく時期に来ているかなという印象でした。これまでも良い意味で作戦的ではなく、分からないけど大事と思う方向へ進むことで人を得て道が開けてきたまっちゃんです。本人の生きることへの誠実さが実を結んで来たとも言えます。今はその第二段階で、栗園から来る課題、人から出てくる課題、それが絡み合って顕在化しているのでしょう。となれば、やはり問題事から学び、松尾栗園としてやりたいことを大事にしていくことが道になるのではないかと思われました。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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