苗床の運用開始

苗ハウスの整備がほぼ終わり、運用を開始しました。日当たりバッチリのハウスなので苗たちもうれしそう。
苗床の運用開始
そして早速トマトを鉢上げしました。288穴セル苗から6cmポットに移植です。このタイミングで根に微生物資材「ツインガード」を付着させ、VA菌根菌とグリオクラディウム菌を共生させます。
トマト鉢上げです
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トマト苗の様子

今日は如月8日で上弦でした。畑でのぼり立ての月を発見。
如月上弦
苗床のトマトのセル苗はかなり葉色が落ちてきています。ここまでくると、気温が高くなったり、風が強い日には根鉢の水を一気にトマトが使ってしまうことも起こるので、かん水過多は良くないけれど、萎れるほど乾かすのはダメなので、水やりの加減に細心の注意をしています。
トマト葉色淡くなってきた
かん水の前後では必ず湿り具合を確認。根鉢のしたの方の水分はギリギリある程度(=空気がちゃんとある状態)とし、上の方の水分を保つようにする(=少量ずつ1日に2回かん水する)と地上に近いエリアに根が増えてきます。
トマトセル苗そろそろ
また培土の養分供給が足りなくなってきているので、ダイズでつくった液肥(というか、納豆で増やしている光合成細菌液)をかん水に混ぜています。おそらく光合成細菌による刺激も加わって、根鉢の上の方の根や細根も増えているように思われます。茎もしっかりしてきました。茎をもって引っ張ればスッと抜けるようになるまでセルで引っ張ります。鉢上げまでもう一息です。

で新しい苗床も電熱温床の温床線張りまで来ました。
温床線を張った
こちらももう一息。

信州ぷ組総会

信州ぷ組の総会がありました。この時期、地区町会の総会やJA部会の総会とかいろいろ続くのですが、通常は議案の段階で概ね新年度の事業計画も出来上がっていて、それを承認するっていう総会が多いです。が、ぷ組の総会は全然違うのです。執行事務会議(ひつじ会)でたたき台はつくるものの、それは事業・活動計画を項目立てしているだけであって、やるかやらないか、やるとすれば/やらないとすれば、それはどんな考え・合意のもとにそうするのかを話し合い、やるとしたら、何を狙ってどうやるかまでざっくり決めるというのがぷ組の総会なのです。それは自主運営の会だから。全員が当事者なのです。執行部が事業の運営をやってくれて、一般ぷ組員はそのサービスを選択するっていうのではなく、みんなで知恵と力とお金を出し合って運営する。どの事業も、自分が参加するしないに関わらず自分たちのもの。こんな考えを大事にしながら、計画をワイワイと立てました。16時スタートで終了は21時。長丁場ですが、1つ1つの話し会いが実に面白いのでした。
夏の視察会は品目や地域などで分けて8回。秋には視察の振り返り会や質問会。冬は各種勉強会。今年度も楽しみな企画がいっぱい並びました。さぁ、これでいよいよシーズン入りです。

総会後、1時間弱ですが、「これからのぷ組」について、4,5名のグループに分かれて意見交換会をしました。手法としては「マインドマップ」を使いました。ぷ組って地域も栽培品目も栽培方法も年齢も出荷先もバラバラで、日常的に多く接しているわけではないのですが、20分程のディスカッションのなかで、それぞれの営農環境や目指そうとしているところを出しあい、お互いに何かしらの思いや気づきを持ち帰れることが多いのです。
ぷ組総会
わたわたのいたグループでもぷ組は不思議だね〜って話をしていました。思うに、各々の志に対してリスペクトを持って集っているからなのかなぁ。

違いがある根

まだ鉢上げにならないのんびりトマトたち。2トレイ播いてあるのだけど、トレイにより何となく様子が違う。左は少し発芽にモタツキがあり、葉色がやや濃く、右は子葉の展開が早く、葉色はやや淡い。根を見てみると、なるほど違う。
播種深度の違いかな
左は根が細い。そしてセルトレイの下で直根が根巻きしている。左は分岐が多く、根鉢の上の方から太い根が幾つかでているがぐるぐる巻いてしまってはいない。
播種深度の違いかな2
これだと土との接触面積が右の方が多いだろう。水も良く吸い上げるだろうし、リン酸の吸収も良いので葉色もバランスの良い淡い緑になるのだろう。左は水の吸い上げが劣るのか、培土の表面が少し緑っぽく、藻が出そうな雰囲気。リン酸やミネラルの吸収も劣るので、窒素が余り、葉色が濃くなってしまうのだろう。

この違いはおそらく播種深度の違いに起因すると思われる。注意深く覆土したつもりだけど、左は穴あけが深かったようで、若干深播きになってしまった。こういう時は焦りは禁物で、これで慌てて鉢上げすると左右の開きが大きくなってしまう。管理面積の小さいうちにかん水を細かく調整して、接触刺激(苗の頭をナデナデする)なんかも併用して、根の分岐を促して、できるだけ苗質を揃えてから鉢上げするのだ。

名古屋飲食店経営者ぐるめぐりツアー

信州ぷ組有志で名古屋の飲食店さんを視察に行ってきました。ぷ組の冬の勉強会の1つ、農業経営勉強会の講師をお願いしている土屋薫先生の地元名古屋にて、個性の光る経営をされているお店を回ってきました。いずれも土屋先生が懇意にしていたり、先生の「集客UP塾」で学んでいる/卒業した飲食店さんです。飲食店は異業種とはいえ個人経営、家族労働主体、思いや個性を商品やサービスとして表現するという点において、農業と共通するものがあると思うのです。

1軒目は昼食を兼ねて味噌煮込みうどん まことや植田店さん。忙しいなか、ご主人に時間をとっていただいて、直接お話しを聴くこともできました。
味噌煮込みうどん うどんと具材のクオリティ高い
この味噌煮込みうどん、とっても美味しかったです。八丁味噌、豆味噌2種を独自ブレンドしており、ダシにもこだわり、渾然一体となった汁、うどんもしっかり力強い食感で味噌に負けない味わいがありました。シイタケも。油揚げもネギも味噌の味を吸い込みつつも、しっかり味を主張していて、1つ1つの具材が楽しめるのです。これは通いたくなる味だなと思いました。
高い商品力を背景に、さらに季節に合わせたメニューを考えたり、1つ1つ丁寧に商品のこだわりを説明したり、ファンをつくる努力を続けることに、コシを据えて取り組んでいることが伝わってきました。

2軒目は広小路キッチンマツヤさん。こちらは土屋先生が子供の頃から来ていたという名古屋の老舗洋食店。
マツヤのハンバーグ
時間帯のせいか仕事帰りのビジネスマンが数人でテーブルを囲んでいるのが多いようでした。仕事の簡単な打ち上げだったり、ちょっとした打ち合わせとかでしょうか。地元に溶け込んでいるのがよく分かりました。完全な居酒屋ではなく、ある程度の節度を持ちつつ、同僚や仲間とワイワイやるには最高の環境を提供しているなと思いました。
豊富なメニューは洋食屋らしいメニューが並んでいます。おすすめはハンバーグとのことで食べてみました。正統派の「洋食屋さんのハンバーグ」でした。ここでは夕飯も兼ねていたので、色々食べて結構お腹いっぱいになりました。しかし、次もあるのでそこそこで胃袋の容量を使いきらないようにセーブです。
が、
やっぱりカレーを食べる
やっぱりカレー食べちゃう人もいました(笑)。胃袋のCEC大きいので大丈夫か。

3軒目はVegetable Dining Duoさん。こちらはお店の空間の心地よさが特徴でした。焼酎はどれもクオリティ高かったです。
Duo1ピン Duo2品キャベツ
野菜ダイニングということで、野菜を使ったメニューが多く、洋食のあとでも食べられました。スナップエンドウには明太子マヨがかかっています。これは組み合わせの妙でした。キャベツのアンチョビソースも真似したくなる味でした。店内にはジャズが流れ、人の話し声もうるさくもなく、寂しくもない、心地良い空間なのでした。
焼酎 Duoでの語らい
ツアー参加者の話もかなり盛り上がりました。土屋先生からは新しい経営者および客層の類型化理論が出てきました。本にはなりそにないですが^^;

この後は小料理バー 結さんで25時まで語らい(写真ないです)。旨味のある日本酒にこだわったお店で、味のしっかりした素晴らしいお酒がいっぱい。しかも相応しい飲み方も提案してもらって楽しむことができるのでした。わたわた、だいぶお腹いっぱいでしたし、明日もあるのでお酒も1杯で止めにしたのですが、肴も「干し柿バター」など日本酒に合うを追求していて、結ワールドに引き込まれそうなお店でありました。なるほど、一度訪れたら忘れられない店ってこういうことだったのですね。・・・単品目農家のとことん型と通じるものがあるかなぁ。

2日目は大須商店街の「シャポーブラン」さんで名古屋名物モーニング。その後大須商店街を散策し、讃岐麺処か川さんで讃岐うどんをいただきました。
大須商店街
本場香川のうどんに引けをとらない本格讃岐うどんでした。名古屋向けに香川のしっぽくうどんをアレンジした「味噌しっぽくうどん」がメニューに加わったとのこと。名古屋に根付く讃岐うどんなのですね。

最後は、愛知県最西端、弥富市のプラスワンズホームさん。こちらはぷ組の杉山さん(りんご屋すぎやまさん)がリンゴやりんごジュースを出荷していて、他にぷ組の鈴木さん(季楽里ファームさん)のナガノパープルを使ったスイーツも昨年秋にメニューになったとのこと。
プラスワイズ
信州を始め、産地に足を運び、生産者と現場を知ってメニューづくりに活かしてくださっている。本当にありがたい取り組みをされているなぁと思いました。目の前の果実が過ごしてきた農園の光や水、風、土、生産者を思い浮かべることができることが想像(創造)の源になるのかなと思われます。私たち生産者も、出荷先や小売店さんの現場、買って頂いている人、食べて頂いている人たち、リアルにイメージできるために現地へ行くこと、交流することが大事だなと思いました。

意義深いツアーでした。土屋先生はじめ飲食店の皆様、お世話になりました。ありがとうございます。

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Author:わたわた

わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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