トマト出荷準備

いよいよトマトの収穫が始まりました。わーいトマト料理いっぱいっと喜びもつかの間、今年の株数はどこかに出荷しなければ、自家消費だけでは間に合わないのです。
というわけで、出荷の練習を兼ねて、JAの直売所へ出荷することにしました。
種類は普通の濃紅色の大玉トマト、黄橙色の大玉、調理用、ミニトマト(赤、橙、黄色)があるので、それぞれの特色を活かしたラインナップにしました。
トマト出荷準備1 トマト出荷準備3 トマト出荷準備2

自然交雑

淡黄色に熟しつつあるバターナッツ・スクワッシュのなかに緑色のカボチャを発見。140株くらいある中に2株。
カボチャ雑種
ちゃんとしたバターナッツからとったタネを播いているのだから、これは自然交雑で別の品種がかかったということ。最初はうちカボチャとの種間雑種を疑ったのですが、よくよく考えてみたら、昨年種取りしたうちの畑から300mくらい離れたところに、自農センターの圃場があり、そこで中国人研究員らが郷里のカボチャを作っていた。それがバターナッツと同じモスカータ種でした。

やられた(+。+) こいつの花粉が今度はこちらのバターナッツにかかってしまっているじゃないか!

バターナッツはOPでタネとりしているので、とりあえず緑色果実株よりも時間差で早く着果したあたりの株から今年の採種をすることと、来年は交雑(戻し交雑世代?)があることを前提にして、袋かけしてセルフ受粉で交雑のないタネとりをすることで対策をしよう。10年以上自家採種してきた品種が崩壊してしまう。発見できて良かった。


とはいえ、この中国カボチャ、以前食べさせてもらったときには、淡泊でトウガンみたいな味だったので、この雑種も味が良いとはおもえないけれど、一応タネとりはしてみよう。なにせ畑ではバターナッツが交雑(戻し交配)されているはずなので。

で、次世代にさらにバターナッツを戻し交配してやって、果皮だけ淡緑色で果肉はバターナッツと同じ系統ができれば、それはそれでいいかな。

片付けまでがさいさい祭

今日は朝からさいさい祭の片付けに参加しました。わたわたは商工会や市役所波田支所有志の方々と交通規制看板や土嚢袋の回収をやりました。看板もただ持ってきて設置するのではなく、普段置いておくところ、祭りの前に移動させる場所、そこで今年の規制に合わせて書き換えたり、雨がふっても大丈夫なようにビニールを付けるなどの段取りが必要で、片付け後も、収納場所で後日にビニールを剥がすなどの作業をやってくれる人がいるそうです。1つ1つの段取りの積み重ねで祭りが行われていることが分かりました。看板の片付け一つとってみても、ノウハウは携わる人たちによって受け継がれているのでした。

来年には松本市の方針で、波田支所からざっくりと人員が削減されます。かつて波田町役場には100名の職員がいました。松本市に吸収合併されるときにも、支所がなくなることはないという説明でした。実際物理的には支所という建物は残っていますが、職員は来年には10名以下になるだろうと言われています。

準備や片付けに参加していて思うことは、商工会も各団体からの人も支所の人も、区別なく、一体で動いているということです。これは行政の仕事じゃないとか、それはうちには関係ないとか、組織内でしか通用しないようなロジックを誰も言わないのです。地域みんなで支え合って成り立っていて、知恵もノウハウも分散して皆が持っていて、三人寄れば文殊の知恵。ものは支所の施設に収納してあるし、車は支所のものも個人商店さんのものも手弁当で持ち寄って作業してます。こんなの線引きできないでしょ。

来年のさいさい祭の開催が危ぶまれてます。現在の支所からの応援も、公務ではなく、既に有志ですが、支所勤務でなくなる人が大半になってしまうと、どこまで一体でやれるのか分かりません。この施設や物品は使えなくなったとか、いろいろ出てきそうです。今までのあり方に問題があったわけでもなく、むしろ地域コミュニティ・地域の人のつながりを維持するのに役立ってきたわけです。合併で住民の自立が促される?役場依存からの脱却?って現場知らない人が知識だけで言っていることだなって思いました。

ともあれ、来年は今まで以上に、参加団体や住民ボランティアの力を結集しなければなりません。当日自分のブースは一生懸命やるけど、準備や片付けは出ないというのはもうなしですね。参加してみれば、みんなでみんなのことをやることの大事さが分かると思います。準備から片付けまでがさいさい祭です。

さいさい祭と水輪花火大会

今日は波田地区の夏祭り「さいさい祭」と「水輪花火大会」がありました。わたわたは「杜の郷倶楽部-波田-」として参加しました。杜の郷倶楽部もさいさい祭実行委員会の構成組織になっています。

杜の郷倶楽部では今年もブースを出して、輪投げとボール投げをしてくれた人にはポップコーンorミニトマト(メンバーが育てたもの)をプレゼントしました。わたわたはブースの一角で地球暦の配給をしました。
地球暦配給120728
会場に用意した地球暦はポスター版を50本。これを足を止めた人に説明をしながら、少しずつ、少しずつ配りました。

やってみて分かったことは、ポイントは足を止める人。ん?何?地球暦?っという感じで、最初から興味を持って近づいてくる人が、一定頻度いるということです。たくさんの人が目の前を歩いていくけれど、無理に声かけをしても、関心を持たない人には「暦?何のこっちゃ」で終わる。多くの人は、暦?惑星?とか怪訝な顔をして通り過ぎるだけ。

でも、一定頻度で、地球暦を贈れる人がいるのです。それは大人/子どもは関係なく。相応しく配られる人がいるんだということが分かりました。最初は分からなかったけど、やっていくうちに、地球暦を受け取るべき人が向こうからやってくるという感覚になり、地球暦が自ら相応しい人のもとへ伝わっていくようにも感じました。わたわたはその媒体なのです。途中から、自分が配っているという意識ではなく、地球暦に相応しい人に地球暦をつなぐっていう役割なんだと思うようになりました。波長が合う人がハモると地球暦が出て行くんだなと。

でも傾向はありました。
比較的興味を示すのが多いのは、小学生の男の子。金環日食や金星の日面通過で宇宙や惑星に興味を持っていて、ピンを動かしていくのが面白いとか、今日の太陽系の形との話題で盛り上がりました。

それから、小学生のように目をきらきらさせながら、地球暦ってなに?って近づいて来て、「これが地球で、太陽で、左周り、なるほど〜っ」て、嬉しそうに話を聞いてくれるお父さんやおじさん達。この人たちは、ピュアな少年のような心を持っているんだなってことが分かりました。

中学生は少なかった。友だちと来ている子は特に。高校生は皆無。

また女性は少なかった。特に集団出来てる中学生女子は、少し関心のある子がいても、なんか難しそうって誰かが言うと、それで終わり。説明しても虚しかったです。こういう連む意識って悪く出ると、個をつぶすんだな。
と、地球暦を配りながら、人間ウォッチングをすることができました。

15時スタートで、18時半ごろには50本を配り終えました。
さいさい祭に何人いたのかは分かりませんが、5000人いたなら1%くらいは配れたのかなと思います。

夜20時からは水輪花火大会。
花火120728
相変わらず、視野に入りきらない花火。見事でした。

研修

24日から今日27日まで島根県職員のNさんが自然農法センターで研修をされました。島根県はここ数年かけてしだいに有機農業を含む環境に優しい農業に力を入れてきていたところでしたが、今年から本格的に有機農業も振興していこうということになったとのことです。昨年は水稲担当のMさんが研修され、今年はNさんが研修に来てくれました。
うちの試験場でも島根県でも水稲の有機栽培は技術開発が進みつつあります。それに対して野菜はまだまだ手探り状態、どこいうスタンスで技術開発に取り組むかを決める段階です。うちの試験場でも何年か前にだいぶ議論をして、やはり「育土」あっての自然農法であり、育土に応じた有機栽培技術という視点が技術開発の基本になるだろうという結論にいたっています。今回の研修でも、いくつかの作付け体系を実際に見てもらいながら、育土とは何か、どう捉えているかを伝えさせて頂きました。また最終日の今日は、野菜コースの研修生も含めて、有機農業の普及についての意見交換。研修生からもいろいろな話題が出て、良い情報交換の場になりました。
島根の有機農業に期待することは何ですか?という問いかけに対して、わたわたは次のように答えました。
「日本の国つくりは出雲の国から始まった。出雲で生まれた村づくりが日本の津々浦々に広がり、国のもとになったのだと思う。信州の神さま諏訪大社も元は出雲の神さま。今、島根から有機農業の振興が図られること、それも農家とともにそれぞれの地域の特色に合わせて作っていこうという進め方、農家や行政がそれぞれの役割を果たしてつながっていくやり方というのは、再び国つくりの元が出来ていくことなのだと思う。そこに住む人々が積極的にかかわると多様な発展があると思う。そのどれもが島根モデル。1つのやり方でなく、多様性の有機農業モデルは各々の地域同士がまた刺激し合い、違いを認め合って、さらに良い循環を作り出していくと思う。今までの有機農法や自然農法というのは、流派ややり方の違いで分裂を繰り返してきたが、これからは違うからこそありがたい。自分たちと同じように他の方法も尊重するって形になっていくと思います。それには関わる人たちが、自己主張をし合うのではなく、何のために集まっているのか、この地で共に生きていくということの意味をその都度確認する機会、共感を生む場をつくっていくことだと思います。私も出来る限りの支援をしていきたいです。」

今回の研修、Nさんにも勉強になったと思いますが、わたわたたち職員にも、普段やっていることや考えていることを普及員・技術者に伝える研修になりました。ありがたいことだなと思いました。

しまねがいど

カレンダー

06 | 2012/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

わたむすび

最新記事

プロフィール

わたわた

Author:わたわた

わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示

カテゴリ

月別アーカイブ