かん水開始
かん水で育てるというより、土壌水分を適度に保って、土の機能が停止しないようにキャベツの表層根の周辺の微生態系を守るっていう意識でかん水しています。逆にかん水をし過ぎると、表層の空気がなくなるのでダメ。
湿らせる→微生物・根を誘導→活動(呼吸)増大→乾燥進むを適度に繰り返すことで、表層の栄養塩や土壌有機物を活用して生物による物質代謝を盛んにして、結果、作物が必要な養分を吸収するというサイクルを維持することをイメージしています。かん水のタイミングで光合成細菌やEM活性液などの微生物資材をさーっと10L/10aくらいを霧状に撒いても良いと思います。発想はテネモス理論と同じで、乾燥で表層のECが上がる、空気が多い状態になることとそこに水を打って、生物化・物質化させるのを細かく繰り返すってことで、微生物資材は補助役で、メインは空気と水の出入りのサイクルをつくることにあるのかなと思います。
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