酸素たっぷり活性水装置
また工作してます。水道水を改質して、作物と微生物が元気になる水にする装置を作りました。クラスターを小さくするっていうキャッチコピーは水に関する妖しい資材に必ずついてくる台詞だけど、溶存酸素の多い水って表現はなかなかありません。酸素の多い水、小川のような水を作ろうと思います。酸素の多い水は根と微生物を活性化します。
水圧を高めると酸素がたくさん溶かせます。水道水より高い水圧をかけるためのフィルターを通しています。フィルターではまず水を下へ落とすように流して底面の壁にぶつけ、そこから湧水のように上へわき上がらせる。その際に水を狭いところを通過させます。底面にぶつかる衝撃や狭いところに詰め込んだ充填剤の間を抜けるときに圧がかかります。充填剤は珊瑚砂と木炭です。写真の右下方向へ向かっている水道管の地下にそのフィルターがあります。
フィルターから出てきた水は、酸素を溶かす準備が出来てます。炭や珊瑚の表面を通るときにそれらとの一時的に静電気力や分子間力による相互作用を起こすので、水素結合が切れるからです(これがいわゆるクラスターが小さくなるってやつ)。
ここまでの制作費1000円くらいです。何万円もする装置は要らない。
その水はいったんタンクへ貯めます。タンクへ入ってタンク底面に小さなフィルターをつけてあり、もう一度フィルターを通します。今度はセラミックスや珊瑚砂で水を磨きます。もう一方の入り口からは空気をエアレーションします。空気は底面まで伸ばした管から放出されます。ゴボゴボとエアーを送ると、空気がたくさん溶けた水になります。空気を送り込み続けていれば、水が腐ることはありません。
で、その水をかん水に使おうという計画です。
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