追撃くんの正体判明


うちの畑には外からは見えないところにいる害虫を食べてくれる天敵の虫がいることは前々から知っていたので、勝手に追撃くんと呼んでいたのだけど、この虫がゴミムシの幼虫であることが分かりました。なるほど、ゴミムシは成虫も作物に上ってきて害虫を食べてくれるけど、幼虫の方がよりスマートで、トウモロコシの穂に入ってしまったメイガとか、キャベツの結球部のヨトウムシなんかを食べるには適しているかも。ゴミムシくん、これからもよろしく!

ちなみにアマガエルくんたちは迎撃隊と呼ばれています。
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虫調査

今年はキャベツの害虫がとても多いです。この辺りでは例年だとモンシロチョウは7月末にいったん姿が見えなくなり、8月中下旬から再び現れるという生態なのですが、今年はそれがなく、7月のモンシロチョウがそのまま増殖をしています。すごい密度です。タマナギンウワバも多い。また例年はあまり目立たないヨトウ類がかなり発生しています。どうなるのだろ~。

試験でなければ、とりあえずBT剤でいったん密度を下げておきたいところですが、試験なのでひたすら観察です。今年はこれらの害虫って、栽培方法によって卵の生み方とか分布の仕方が変わるのかどうかを調べています。

すご~く基本的なことながら、同じ環境のもとで、栽培方法だけ変えてみたときに虫の行動がどうなるのか、過去にて調べた人がいない。地域慣行の施肥体系で農薬をかけた場合、施肥は同じで農薬をかけない場合の2つを標準にして、自然農法畑がどうなのかを調べようというものです。
今のところ、どうも害虫ひとくくりでなく、虫の種類によって行動は違うように見えます。調査対象は1488株(12区画ある)!これを1株1株、葉っぱ1枚1枚めくって虫の種類を数を数えています。調査は7月末から始めて今回は4回目。今まで1日で8区画は出来ていたのだけど、今回は4区画しか終わらなかった。目を閉じても虫が見えるあせあせ

農の会現地研究会in長野県佐久市

昨日は農の会現地研究会がありました。信州ぷ組の協力のもと、佐久市の
新規就農者3名の畑を視察し、夕方から佐久勤労者福祉センターで3名からプレゼンを聴きました。参加者は27名、なかなか盛況でありました。

佐久市内3か所といっても、佐久市は合併してかなり大きくなっており、各圃場の移動は30分以上かかるところもありました。車は6台になりましたが、迷子もなく、時間通り順調に回ることが出来ました。各圃場での説明時間は45分とることができて、質疑応答もあり、じっくり話を聞くことができました。今年は猛暑で作物管理は大変な年ですが、どの圃場も大きな失敗もなく、暑さに負けない作物栽培が出来ていました。3名とも土壌診断に基づいて土壌化学性の基本骨格を整えており、その上でそれぞれの土壌環境や作物に合わせた土づくりをしているのが特徴です。各自の説明から、彼らは土壌改良、施肥、作物管理など作業の目的をそれぞれ意味や働きを考えて配置しているな~という印象を受けました。ぷ組の勉強会では当たり前の姿ですが、ある参加者からは、「彼らの説明を聞いていて、農業数年の農家とは思えない。どうしてこれだけ話せるのか」と不思議がっていました。

夕方のプレゼンは一人30分ずつ。各自きっちり30分でまとめてもらい、質疑応答の時間もとることができました。発表も三者三様で、経営の考え方、圃場の特徴を捉え栽培に活かす技術論、新規就農やこれまでの経緯とフォーカスするポイントも異なり、多様性に富んでいました。まさに農の会が提供したい場となりましたし、信州ぷ組の個性が発揮されたものとなったと思います。

今回の参加者には、従来からの農の会会員、信州ぷ組、自然農法センターの研修生、エコビレッジづくりに取り組む人たち、食に興味ある消費者が参加していました。そして今回のプレゼンが夜になるということでお弁当を用意したのですが、そのお弁当は木の花ファミリーに作ってもらいました。

農の会研究会でぷ組メンバーの多彩な農業を学ぶ機会がもたれ、それをエコビレッジづくりでつながってきた人たちが聞き、その研究会自体が自然農法研修の一環になっている。みんなで木の花のお弁当を食べた。どう考えても、これは縁のもたらす妙です。頭で考えて実現できたことでなく、数年かがりで出来てきた縁が重なりあい、組織や団体の垣根がなくなっていき、世界が融合して1つの実を結んだということなのでしょう。

わたわたと農の会のつき合いは学生時代からなのでもう20年くらいになります。ぷ組との縁は4年くらい前、ドッひー。さんとの縁が始まりですが、それはそもそも自然農法センター職員としてのわたわたが、土佐自然塾に講師に行き、その縁で覗いたかずほさんのブログに書き込んでいる信州人に興味をもったのが始まりでした。信州っていっても同じ町内だったことを知ったときにも驚きました。
そもそもかずほさんと仲良くさせていただくようになりいたのも、木の花ファミリーの伝線マン@いのちの村さんがその前年にかずほさんを訪ねていったからであり、彼との縁でわたわたも木の花ファミリーは実家と呼べるほど深い縁を頂くことになり、そして木の花ファミリー経由でたくさんのエコビレッジづくりの知人友人との縁も生まれました。

移動中、いろいろな話をしていた分かったことですが、まだドッひー。さんとわたわたが出会う前、伝線マン@いのちの村さんが様々な農業研修をしていた頃、ドッひー。さんとの共通の知人がいたことも分かりました。出会うべくストーリーは出会い以前から進行していたのですね。

そして昨日、実を結んだ研究会は、たくさんのタネまき(縁のタネ)ができたのだと思います。そのタネが芽を出し、新しい実を結ぶ動きがまた始まるのでしょう。そうやってストーリーが進行していく・・・・。

ビジネスとしての農業で一定の成功を目指すと発表したSくんが、収益に直結するわけではない研究会で発表を引き受けてくれたということはなんのなのか。情報収集としてだけぷ組をつきあっているわけではなく、成功の中に表面的なことだけでなく、共有したい、仲間とともに生きていくことというのが入っているのではないだろうか、そんな思いが湧きました。本人が意識するしないに関わらず、こうして人が集い、その取り組みを学び、経験や思いを共有し合う流れ・道・ストーリーというが、確実に存在するのだろう。その登場人物になっている人たちが集まり、それまでの1つの章を完結させた。そこで生まれたタネをもとに、新しい1章がまた始まる。そんな捉え方もできるなと思いました。

わたわた、準備は頑張ったけど、当日の流れや進行には全く不安がなかった。実に気楽でした。そして何て不思議な光景だろう。この人とあの人が隣にいる。豊かだな~、幸せだな~、こんなん一人で幸せ味わってていいのかな~っておもっていました。関係者の皆さんに感謝です。

ひとに良い



職場玄関に設置している野菜直売コーナーの説明ポスターを作り直してみました。どんな野菜であれ、人の健康には良い働きと悪い働きがあり、それは食べる人によっても異なるというのが真実でしょう。人に良い食べものというものは、身近なところでとれたその季節や時間を共有していた農産物、一生懸命生きてきた生きものを食べることだと思います。わたわたの調べたところでは、これが自然農法のそもそもの出発点。そして生きものが一生懸命生きるというのは、それぞれの生きものが、その環境の中で最大限の生きる努力をすることであり、その結果、その環境の中で生きていくのに必要な細胞構成や栄養が生じる。それを食べ、自分の体に変換していくことが人間の生きる力、健康につながるっていう発想。

今までここに張ってあったポスターには、肥料をやらない不耕起だから自然だとか、肥料をやるとメタボで不健康になるとか、農薬に頼らないから良いとか、そんな枝葉の話が書かれていた。売る側がうちのは特別に良いですといい、普通のは悪いんですという表現をすることはとても格好悪い。不耕起や無施肥だから本物ですと言ったら、その手法以外の野菜を偽物呼ばわりしていることになる。

自然農法の栽培方法というのは、健康に寄与する野菜づくりをするツール・手法として、施肥が不必要になる条件ができたり、天敵と害虫のバランスがとれる環境ができる、それだけの話であって、施肥をしたらたちどころに不自然で不健康な野菜になるという話ではない。

私たちが大切にしている発想を素直に分かりやすく表現すること。その具体的な方法をイメージとして紹介すること、ここはそれだけで良いのだと思う。爽やかな風を吹かしたい。

これは終わりか始まりか


有機物投入量のワークシートをつくる


カボチャ片付けとダイコン栽培の準備をしました。この畑は、カボチャとダイコンを連続栽培しているので、カボチャの片付けはダイコンの準備でもあります。 カボチャは、カボチャより前にエン麦とヘアリーベッチを生やし、それらを刈り敷きして上にカボチャの蔓を伸ばします。するとカボチャの根と敷藁が土を柔ら かくし、敷藁は土化しながらダイコンの好む地力をかん養してくれて、ダイコンは上ものを粉砕してタネを播くだけで栽培できるようになります。畝間のマリー ゴールドは風よけや天敵の住み処としてカボチャ畑からダイコン畑へ引き継ぎます。
ポイントは片付けから5日くらいでタネまきすること。それ以上おくと土が硬くなるようです。

で、作業しながら思ったこと。

この作業をカボチャ片付けと捉えると、蔓や藁を粉々にして終わり。それが目的になる。しかし、ダイコンの準備の一環と捉えると、どのように残さを 粉砕すればいいのか、粉砕したものをどのようにおいておくか、マリーゴールドの繁茂しすぎは一部を落としたりと目の付け所が変わってくる。そして一番の違 いは畑の縁!エッジ! 畑に侵入しようとしている雑草を除き、芝草も低く刈り込み、畑をきっちり四角に整える。畑は畦からつくるというのは複数の先達に教 わった話だった。この連続栽培こそ、そのことを深く意識する必要があるなと思った。


で、

農の会、その約60年の歴史の中で、数回しかなかった事務所の移転が予定されています。新宿事務所を解約し、信州へ事務所を移転させる方向で準備が 進められています。ビルの管理会社へ解約通知を出したと東京の幹事から連絡があり、そこに「これは終わりか始まりか」と書いてありました。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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