信州ぷ組地球暦ワークショップ

弥生朔日、信州ぷ組の地球暦ワークショップがありました。わたわたの信州ぷ組総合勉強会でも少しだけ地球暦で1年を俯瞰した農的自然を捉えるっていう話もするのですが、今日は地球暦そのものについて皆で学びました。地球暦勉強会でなくワークショップとしたのは、基本の話に加えて、5年くらい取り組んでいるメンバーもいるので活用事例を細かく見たり、何かワークをやろうということで企画しました。担当はわたわたとりんご屋すぎやまの杉山栄司さん。15名の参加者がありました。
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わたわたが地球暦の基本の話を担当。地球暦は太陽の周りを回る地球の1年を一兆分の一のスケールで写し取った地図を暦としたシンプルなつくりなのですが、そもそも地球そのものがどのように動いているのか、自転と公転が毎日見ている太陽と夜空の景色にどのように映っているのかを説明すると結構ボリュームのある話になるのです。地球と月の話、季節がどうして生じるか、そして二十四節気と旧暦の話が主体になりました。
その後杉山さんのリンゴ暦“Apple compass"と杉山さんがどのように記録をつけているか、栽培の計画や見通し立てにどのように使っているのかをシェアリング。

さらに参加者皆でいろいろ話。印象に残った話題としては、「地球の動きや星のことを考えると、落ち込んだり怒ったりしていても冷静になるっていうか、立ち位置を取り戻せる」。わたわたも「世の中に主義主張や考え方の違いはたくさんあるけれど、人間の考え方の分だけ異なる宇宙や月の運行があるんじゃなくて、地球や太陽系の運行は1つ。それをどう区切るかで様々な暦が生まれる。区切りは人間がつくった視点や約束事。だからお互いに1つしかない地球の運行を共有した上で、そっちはそう考えるんだね、こっちはこうだよと違いを分かり合うことができるのが地球暦じゃないかな。暦1つだけでも人々が共有できるものがあることが今の世で大事な気がするんだよね」と。

最後に宇宙と地球についての動画を皆でみて終了(写真は見ているところ)。
これで冬〜春期のぷ組勉強会関連は全て終了。あとは完全にシーズンインです。
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信州ぷ組農業経営勉強会

今年で7回目となる信州ぷ組の農業経営勉強会がありました。講師は土屋薫先生。
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この勉強会は、経営分析などの手法を学ぶのではなく、そもそも何故農業やっているのか? もとの「思い」、その農園の「売り」はなんなのか? お客さんから見た「魅力」とは? といったことを掘り下げていき、参加者それぞれの切り口、表現を学ぶ合うという勉強会です。今回も参加者が多く、多様な取り組み、多様な視点に刺激を受けました。面白いのは、他人の発表を聞いていると、「こういう表現すればいいのに」とか、「それが商品になるじゃないかとか」、「ターゲットをどこに絞るかだなぁ」とか分かるのに、いざ自分の番になると、あれこれ盛り込み過ぎってなってしまうのです。あとで振り返ると、シンプルに、分かりやすくって思いつつも、思いが重いになって乗っかっていたなぁ・・・と思うのでした。今時期は冬から春への切り替えの土用期間です。この時期にじっくりと今年の取り組み、方向性、打ち出していきたい基軸について考えたいところです。まだまだ最終的にスマートになっていませんが、人前で発表し、土屋先生にアドバイスもうけたので、だいぶスッキリしてきました。良い勉強会でした。

懇親会は3時ちょっと前まで参加。今日は寝不足でふらふらです。

生産者の会忘年会@トロイメライ

今日は信州白馬村にあるレストラン&ホテル トロイメライさんで生産者の会の忘年会がありました。
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わたわたは数年ぶりの参加です。生産者の会とは、トロイメライさんにつながっている人たちの“集い”という緩やか括りであり、信州ぷ組の仲間土肥さんが幹事をしていますが、農家の組織ではありません。トロイメライオーナーの西野さんと、土肥さんや幹事をしてきた方々がつながり、そこから更に人がつながって、年2回(忘年会と新年会)集まって、美味しい料理とワイン、そしてその時にしかできない話を楽しむ。そんな会を続けてきたら、いつの間にか農家や職人さん、観光業の方、色々な人たちがつながって多業種交流会のような場ができてきたっという経緯の会なのです。

トロイメライのお料理は本格的なフランス料理。多くの人にとって普段食べる食事ではないけれど、特別な時を特別な人と過ごすからこその非日常を飾る印象深い料理に価値があるのだと思います。各お皿はもちろんパンもバターも本当に美味しい、美味しくてきれいで心が華やぐのです。わたわたは初めて参加させていただいた時、こんな世界もあるんだと、華やぎや祝い感を料理にしたらこんな形になるんだと感動しました。

わたわた、この会の御縁のおかげでこの12月からトロイメライさんにお野菜を収めさせていただいています。ありがたいです。
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今日のお料理にもうちの野菜たちが使われていました。
写真のお皿は信州サーモンの燻製風。サーモン周りを飾っています。紫カラシナやレッドマスタードは個性が強い野菜ですが、蕪のソースと一緒だとなるほどいいアクセントになるのが分かりました。サーモンとの下には百万石青首蕪が敷かれていました。信州サーモンの塩分と蕪の甘さのコンストラクトが味を膨らませるのでした。グリーンのソースは葉ニンニクで、思いもかけない使い方に感服しました。葉ニンニクは今年お試しでつくってみたものですが、来年度はもっと工夫して多く生産してみようと思いました。この後、肉料理に水神三浦大根が使われていましたが、美味しすぎて写真撮り忘れました。大根が頬肉から出た味の全てを受け入れ、さらに大地の香りを添えてどっしりとした味になっていたのでした。本当に生産者みよりにつきるお料理でした。食事の後は夜中1時過ぎまで色々な方々と交流しました。大いに刺激を受けました。

信州ぷ組総会

信州ぷ組の総会がありました。この時期、地区町会の総会やJA部会の総会とかいろいろ続くのですが、通常は議案の段階で概ね新年度の事業計画も出来上がっていて、それを承認するっていう総会が多いです。が、ぷ組の総会は全然違うのです。執行事務会議(ひつじ会)でたたき台はつくるものの、それは事業・活動計画を項目立てしているだけであって、やるかやらないか、やるとすれば/やらないとすれば、それはどんな考え・合意のもとにそうするのかを話し合い、やるとしたら、何を狙ってどうやるかまでざっくり決めるというのがぷ組の総会なのです。それは自主運営の会だから。全員が当事者なのです。執行部が事業の運営をやってくれて、一般ぷ組員はそのサービスを選択するっていうのではなく、みんなで知恵と力とお金を出し合って運営する。どの事業も、自分が参加するしないに関わらず自分たちのもの。こんな考えを大事にしながら、計画をワイワイと立てました。16時スタートで終了は21時。長丁場ですが、1つ1つの話し会いが実に面白いのでした。
夏の視察会は品目や地域などで分けて8回。秋には視察の振り返り会や質問会。冬は各種勉強会。今年度も楽しみな企画がいっぱい並びました。さぁ、これでいよいよシーズン入りです。

総会後、1時間弱ですが、「これからのぷ組」について、4,5名のグループに分かれて意見交換会をしました。手法としては「マインドマップ」を使いました。ぷ組って地域も栽培品目も栽培方法も年齢も出荷先もバラバラで、日常的に多く接しているわけではないのですが、20分程のディスカッションのなかで、それぞれの営農環境や目指そうとしているところを出しあい、お互いに何かしらの思いや気づきを持ち帰れることが多いのです。
ぷ組総会
わたわたのいたグループでもぷ組は不思議だね〜って話をしていました。思うに、各々の志に対してリスペクトを持って集っているからなのかなぁ。

名古屋飲食店経営者ぐるめぐりツアー

信州ぷ組有志で名古屋の飲食店さんを視察に行ってきました。ぷ組の冬の勉強会の1つ、農業経営勉強会の講師をお願いしている土屋薫先生の地元名古屋にて、個性の光る経営をされているお店を回ってきました。いずれも土屋先生が懇意にしていたり、先生の「集客UP塾」で学んでいる/卒業した飲食店さんです。飲食店は異業種とはいえ個人経営、家族労働主体、思いや個性を商品やサービスとして表現するという点において、農業と共通するものがあると思うのです。

1軒目は昼食を兼ねて味噌煮込みうどん まことや植田店さん。忙しいなか、ご主人に時間をとっていただいて、直接お話しを聴くこともできました。
味噌煮込みうどん うどんと具材のクオリティ高い
この味噌煮込みうどん、とっても美味しかったです。八丁味噌、豆味噌2種を独自ブレンドしており、ダシにもこだわり、渾然一体となった汁、うどんもしっかり力強い食感で味噌に負けない味わいがありました。シイタケも。油揚げもネギも味噌の味を吸い込みつつも、しっかり味を主張していて、1つ1つの具材が楽しめるのです。これは通いたくなる味だなと思いました。
高い商品力を背景に、さらに季節に合わせたメニューを考えたり、1つ1つ丁寧に商品のこだわりを説明したり、ファンをつくる努力を続けることに、コシを据えて取り組んでいることが伝わってきました。

2軒目は広小路キッチンマツヤさん。こちらは土屋先生が子供の頃から来ていたという名古屋の老舗洋食店。
マツヤのハンバーグ
時間帯のせいか仕事帰りのビジネスマンが数人でテーブルを囲んでいるのが多いようでした。仕事の簡単な打ち上げだったり、ちょっとした打ち合わせとかでしょうか。地元に溶け込んでいるのがよく分かりました。完全な居酒屋ではなく、ある程度の節度を持ちつつ、同僚や仲間とワイワイやるには最高の環境を提供しているなと思いました。
豊富なメニューは洋食屋らしいメニューが並んでいます。おすすめはハンバーグとのことで食べてみました。正統派の「洋食屋さんのハンバーグ」でした。ここでは夕飯も兼ねていたので、色々食べて結構お腹いっぱいになりました。しかし、次もあるのでそこそこで胃袋の容量を使いきらないようにセーブです。
が、
やっぱりカレーを食べる
やっぱりカレー食べちゃう人もいました(笑)。胃袋のCEC大きいので大丈夫か。

3軒目はVegetable Dining Duoさん。こちらはお店の空間の心地よさが特徴でした。焼酎はどれもクオリティ高かったです。
Duo1ピン Duo2品キャベツ
野菜ダイニングということで、野菜を使ったメニューが多く、洋食のあとでも食べられました。スナップエンドウには明太子マヨがかかっています。これは組み合わせの妙でした。キャベツのアンチョビソースも真似したくなる味でした。店内にはジャズが流れ、人の話し声もうるさくもなく、寂しくもない、心地良い空間なのでした。
焼酎 Duoでの語らい
ツアー参加者の話もかなり盛り上がりました。土屋先生からは新しい経営者および客層の類型化理論が出てきました。本にはなりそにないですが^^;

この後は小料理バー 結さんで25時まで語らい(写真ないです)。旨味のある日本酒にこだわったお店で、味のしっかりした素晴らしいお酒がいっぱい。しかも相応しい飲み方も提案してもらって楽しむことができるのでした。わたわた、だいぶお腹いっぱいでしたし、明日もあるのでお酒も1杯で止めにしたのですが、肴も「干し柿バター」など日本酒に合うを追求していて、結ワールドに引き込まれそうなお店でありました。なるほど、一度訪れたら忘れられない店ってこういうことだったのですね。・・・単品目農家のとことん型と通じるものがあるかなぁ。

2日目は大須商店街の「シャポーブラン」さんで名古屋名物モーニング。その後大須商店街を散策し、讃岐麺処か川さんで讃岐うどんをいただきました。
大須商店街
本場香川のうどんに引けをとらない本格讃岐うどんでした。名古屋向けに香川のしっぽくうどんをアレンジした「味噌しっぽくうどん」がメニューに加わったとのこと。名古屋に根付く讃岐うどんなのですね。

最後は、愛知県最西端、弥富市のプラスワンズホームさん。こちらはぷ組の杉山さん(りんご屋すぎやまさん)がリンゴやりんごジュースを出荷していて、他にぷ組の鈴木さん(季楽里ファームさん)のナガノパープルを使ったスイーツも昨年秋にメニューになったとのこと。
プラスワイズ
信州を始め、産地に足を運び、生産者と現場を知ってメニューづくりに活かしてくださっている。本当にありがたい取り組みをされているなぁと思いました。目の前の果実が過ごしてきた農園の光や水、風、土、生産者を思い浮かべることができることが想像(創造)の源になるのかなと思われます。私たち生産者も、出荷先や小売店さんの現場、買って頂いている人、食べて頂いている人たち、リアルにイメージできるために現地へ行くこと、交流することが大事だなと思いました。

意義深いツアーでした。土屋先生はじめ飲食店の皆様、お世話になりました。ありがとうございます。

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Author:わたわた

わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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