旧暦明けましておめでとうございます

旧暦の正月の朝(元旦)です。明けましておめでとうございます。
2017旧暦元旦
明けるの「明」には日と月が重なっていて、日の出と月の出がほぼ同時になる朝になったという意味で明けましてなんだな。旧暦は太陰太陽暦。「太陰暦を基とするが、太陽の動きも参考にして閏月を入れ、月日を定める暦(暦法)のこと」(wikipedia)なので、毎月1日は必ず新月。とてもシンプルで分かりやすい。言葉として「月」を使っており、それは月が地球軌道の内側に入り、太陽と月と地球が一直線にならぶ日という宇宙的根拠のある1日なのだ。

ひと月を月の満ち欠けの1周で計るのが太陰暦。太陰暦の12ヶ月は太陽の1年(=地球の公転)と11日くらい少ないので、何年か続けるうちにずれていかないように調整しながら暦をつくるのが太陽太陽暦。月名を決める基準とするのは太陽暦である二十四節気。二十四節気は地球の公転における地球の位置から割り出されているので、毎年ずれることがない。これに合わせることで旧暦の「何月」の並び順は19年で1周するように出来ている。

なので旧暦にはいくつか約束事があって、例えば、「冬至のある月は霜月にする」「基本的に各月に中気(春分 穀雨 小満 夏至 大暑 処暑 秋分 霜降 小雪 冬至 大寒 雨水)を入れる(入れることが出来ない月は閏月の候補になる)」「閏月は19年に7回」「雨水を含む月を睦月にする」等など。
っというわけで、旧暦は毎年正月がいつから始まるかがずれる暦、1年の長さが毎年変わる暦なのだ。

睦月朔日は2回目のトマトのタネまきからスタートです。
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キュウリ曆

夏至を前にしてキュウリの初物が採れました。
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キュウリは穀雨に播き、小満付近で植え付けました。植え付けから一ヶ月あまりで夏至。その間に蔓が伸び、開花、着果が進んできました。夏至後から少しずつ収穫となる見込みです。地球暦に落としてみるとこんな感じ。
キュウリ暦
終わりは白露にしたけれど、栽培によっては秋分まで収穫できるかな。

年月日

今日はダイズの刈りとりをしました。早生から中早生の品種はまぁ順調に落葉してきてますが、中晩生の品種の落葉は遅れ気味かもしれません。今年は秋らしく気温は低下中で、かなり朝晩は寒くなってきています。落葉しきる前に強い霜が来てしまうと、葉が木に着いたまま枯れ上がってしまい、収穫・脱穀がやりにくくなってしまうので、寒くなっていくのは良いけど、霜はすぐには来ないで〜っと思うわけです(^_^;。
ダイズ収量調査の刈りとり
で、ふっと思ったのは、「今年は・・・・」っと表現するとき、私たちは昨年や一昨年、平年と比べているけれど、それは1年をサイクルとみて、今年の10月と昨年の10月を比べている。

その比べている「月」は、元々文字通り月(moon)の周期が元になって生まれた概念。今の暦のひと月は月の運行には基づいていないけれど、今でも月のリズムに基づいた暦(旧暦)も使おうと思えば使えるわけです。旧暦の昨年の10月16日は長月12日、今年は長月23日。今年の方が旧暦の進みが10日ほど早いのです。旧暦と季節の進みが合っていると考えるのは短絡的だけど、今年は合っている気がする。来月は閏長月が入るので、じゃ、季節の進みはどうなるのか、興味がわくところだなっと思ったわけです。

しかし、よくよく考えてみると、太陽の周りを回る地球の位置(二十四節気)は毎年ほぼ同じだけど、旧暦は元旦の位置が立春より早くなったり、遅くなったりして1年の長さも閏月が入ることによって変化している。閏月は19年に7回入る形周期性をもって変化していて、旧暦での何月何日の地球の位置はその19年サイクルで周期性を描いていることになる。

つまり、昨年と今年を比べるときの「何月何日」は新暦もしくは太陽に対する地球の位置が同じなら、「昨年と今年とを比べて良し」という暗黙の前提があるということなのです。何月の月(がつ)は月(つき)のことなのに、月のことは無視している。

これはちょっと乱暴なのではないかと気づいたのです。

太陽を回る地球の位置は同じでも、月の運動も加味した地球のその時は、長月23日(2014年)だったり、長月12日(2013年)だったり、長月2日(2012年)だったりするわけで、異なる時の自然の姿を比較しているという認識を持ってみることも必要かなと。
月と太陽の周期は19年で1巡する周期(メトン周期、章法)を持っていることが知られています。つまり月の動きも加味した本当の月日で比較するなら、年に19年周期の繰り返しの何年目かに相当する時の概念を加えて今年を認識しないといけない。

年という概念は今日ではほとんど顧みられることがなくなってしまている。19年を1章とする月と太陽のサイクル。
さらに十干・十二支による干支60年のサイクル(それは同時に木星12年と土星30年の組合せでもある)。

19年と60年を組み合わせたら1140年。1140年で60章。

章(19年)を時の年の上級概念としたら、例えば、46章19年長月23日みたいなのが今日という日。そうすると、18年と19年を比較するっていうのは、まるで10月と11月を比較しているようなものだから、違って当然ってことにもなる。

仮想な暦の話ではなく、自然が属している時のリズムって人間に使いやすい暦じゃなくて、複数の針を持つ宇宙時計で今日という日、今という時間を刻んでいるはず。自然には再現性がないんじゃなくて、人間の視野や寿命では再現性を認識できるだけの時が捉えきれないだけかもしれない。

弥生朔日

今日は新暦では3月31日の年度末ですが、月と地球の関係としては新月。弥生朔日でした。庭木の花芽の膨らみ方やキャベツの苗の伸びる早さに加速が着いてきたようです。今年は旧暦の睦月朔日が1/31で立春の直前だったこともあり、二十四節気と旧暦の進みが近い感じで進んでいる感じです。今年は二十四節気と月の動きのハモりが多く、地球の運行と月のリズムには乗りやすい1年になりそう。但し、長月の後に閏長月が入るので、一ヶ月多い1年ですね。今日は経理は年度末で大忙しでしたが、旧暦で生活していた時代は、一年の長さは年によってバラバラだったわけで、経理は大変だったはず。でもそれしかなかったのなら苦でもないし、感覚的にも地球の運行に基づいて1年の長さが異なるって良いと思うんだけどなぁ。人間は地球の一部なんだから、人間の世界だけで通じるカレンダーに縛られないで、地球の運行に合わせて社会をつくるっていうのが本当の暮らし方だろうなって思います。

春分、始まりの時

今日から新年度。太陽黄経0°春分。御目出度うございます。ご来光をHappy village farmの水神畑で迎えました。
春分140321日
写真はないけれど、あの太陽の少し上に水星。在っても見えないけれど海王星。太陽のすぐ下に天王星。もう少し上に金星(明けの明星)です。金星はもう少し薄暗いときにみることができました。

今日の月は西の空で土星と並んでいます。土星は明るくて見えないけど。月のしたには沈む直前の火星(もちろん見えない)。さらに月の上の天頂付近には冥王星(そもそも見えません)。
春分140321月
冥王星と地面をはさんで反対側にある木星を除いて、この空に8惑星集合。木星はこの大地(地球)とともにあるということで、よろしくです。

太陽、月、各惑星たちと大地と。大きなエネルギーの流れと、星々の響き合い。
そんな太陽系の成り立ちを、絶えず受けながら、また地球自身の響き-自然-を奏でる一員としての、この畑であり、人間というものでありたいと思います。
春分140321地球
そんな農業と人間の暮らしを楽しくやっていく、Happy village farmです。

こうやって畑に立つと、それだけでワクワクしてきます。雪もすっかり融けて、ぼちぼち準備も始まります。
今年度もよろしくお願いいたします。

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わたわた(いしわたかおる)です。料理と野菜を育てることが大好きです。何気ない日常も全てこの地球の表現の1ページ。生命と進化の星、地球を表現すべく、日常の1つ1つに心を込めて「生きる」をやっていきます。

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